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読書の効率のカギは「目的」にあり

本って、どれくらいのペースで読んでます?

世間では、「速読」がもてはやされたかと思えば、理論的に速読なんてないという説もあったり、どうやって本を読んだら良いのかというのは、なかなか難しい問題ですね。

エンタメ小説を読みたい人は、他人の言うことなんか気にせずに自分ペースで楽しめば良いし、純文学が好きな人は絵画を見るように、自分なりに読み方の哲学があるでしょうし、予備知識を持って読み返すとさらに発見があったりしますよね。

読書の効率とか速読云々などという人というのは、ビジネスや教養の情報収集ツールとして読書をしている人だと思います。

僕自身もそのタイプで、フィクションを読む事はほとんどありません。
割合でいうとたぶんフィクションは1%程度です。

読書量については、気になった本はとにかく読んでみる方がいいと思います。

何冊読んでいるか正確に数えたこともないけど、毎年100~150冊くらいは読んでいるような気がします。

読書スピードはそれほど速いほうはありません。

でも、本も読まずにぼけーっと生きていた20年前と比べたら、雲泥の差で速くはなっていますが、別に速読を極めたとかそういう特別なことではありません。

何が変わったかというと、まずは基礎スピードがある程度はあがったこと。

そして、自分の成長というよりは、最近の実用書は速く読めるように工夫されています。見出しが充実していて、蛍光マーカー風の装飾、短文で完結に書いてある。

ライターの勉強をしたことがある人ならよく知っていると思いますが、いわゆる中学生が読める文章というのが、大人の本でも基準になっていることが多いです。

だから、ページ数が同じくらいでも、一時間程度でサラッと読める本もあれば、僕の場合は一ヶ月以上もかかって読む本もあります。

宗教や哲学の本は、焦ると読み違えたり、一文ずつ落としていかないとトンチンカンになったりしますので、時間がかかります。

あとは、意外かもしれませんが、読まなくて良いところを見つけるのがうまくなりました。さらにいうと、読まなくて良い本に早く気づけるようにもなりました。

仮に世間で良書という評判でも、今の自分に合ってないということもあります。それを無理するのは効率が悪い。だめな時は切り上げるのも早いほうがいいです。

そして、最後に最近実践していて気に入っている方法は、読み始める前に栞になる紙を用意して、この本から何を知りたいかいくつか書き出すのです。

表紙やタイトル、目次など見て「なぜこの本を読んでいるのか」を明確にしておきます。

そうすると、栞を見る度に目的を確認でき、おかげで思考がブレずに、短時間で読破しやすいのです。

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