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無償の

一緒に会社でスタッフといるとみんなから職場への思いの種類を感じます。

働いている会社自体が好きな人もいれば、その会社で与えられた業務のカテゴリーが好きな人もいます。お金になればなんでもいい人もいれば、この時間からこの時間、この曜日だけという条件で働いている人もいます。

「お金はいりません、ここで働かせてください!!」と、たまに言われますが、結局、そういう人も働いていくうちに見えてくるものは、前の職場とさほど変わらない。どんな仕事でも会社でも、さほど変わらないものです。お金は要らないわけはありません。笑

何かのテレビ番組である職場のアルバイトの人の「辞めなかった理由」を聞くシーンがありました。その理由は「一緒に働いている人がよかったから」と。極端に言うと、職種でも給与でも時間などの条件でもなかったわけです。楽しかったのでしょう。

僕もたくさんのアルバイト、社員経験を経て、結果として自営の道を選びました。僕の場合は「この仕事が好き」と言う前に「自分の好きなように働きたい」と言う気持ちが強かったのでした。

そして思います。「働くには強い根っこがあった方がいい」それは、自分の会社を持つ、と言うことでもいいし、地球を救いたい、でもいい。絶対に外せないことを常に意識する。

それさえない人は、それを探すように働く。

そして、職場の性格にもよりますが、そういう意識は常に上司や会社に伝えた方がいいと思います。ま、一概には言えませんが、僕は自分が用意している職場ではそう思います。

そもそも無い愛社精神のようなふりかざされても困りますし、そうした裏表がお客さんに見えてしまうのも危険。ただ、そんないろんな人たちにも「無償の愛」じゃ無いですが、これなら全力で時間を惜しまずやっていきたいことって、出会ったりします。

仕事という辛いルーティンの中にポツッと或る日突然現れたそんな幸せに出会うと、このために生きてきたんだとさえ思うでしょう。

幸せは辛さの中にある。無償の思いは、欲の果てに現れる。そんな気がします。

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ロングセラー「ナガオカケンメイの考え」の続編として、未だ、怒り続けているデザイナー、ナガオカケンメイの日記です。

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