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手を抜きがちな印刷物(ブランディングのこと)

職業がら印刷物が好きなこともあるが、ブランディングをする上で意外と手を抜きがちな印象を受ける時があります。お店に入って内装が綺麗だなと思う一方印刷物を見てみたら「...wordで作ったのかな?」「ここはセロハンテープが目立ってしまっている」とそこがしっかりしていれば…とおせっかいながら思ってしまうところがある。

このご時世チラシやパンフレットなどグラフィックデザイナーが本業でない人でも簡単にできます。ただ簡単にできる一方そこだけが悪目立ちしてしまうケースもあります。これも職業病かもしれませんが、「あぁここが整うだけで世界観が統一されて良い感じになるのに」ともどがしい気持ちになります。手がけている本人ははわからない。受け取る側も「印刷物がいまいちです」と指摘することもない。そうやって世界観が統一されていない印刷物がそのまま放置された状態になっている。そんな印象を受けるところが多々あります。

コストのことなどを考えると自分達で作った方が良いことはわかりますが、ブランディングの一つとして長期的に見ると決して良い印象にはならないだろうなと思いませんか?

ブランディングは大局を決めて進めていくことはもちろん、ディティールまで神経が通って初めて成立するものです。ですので、たかが印刷物でと思われますが、そのようなところから綻びが生まれてくるのも事実です。しかも指摘してくれる人がいないという怖さがあります。

一度自社の印刷物を疑ってみると面白いかもしれません。
もし「やばいかも」と思ったらご連絡ください。

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