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8.背中が分からない自閉症スペクトラムの問題を改善するエクササイズ


『自閉症スペクトラム』と、言われたり、
少し思考の硬さや、こだわりがあったりする
子どもや大人にオススメのエクササイズを4つご紹介しています。​

今日は、このうち『背中』の問題です。

『発達障害』と呼ばれる子どもは、
自分の体の、どこに何があるのか、
まだよく分っていないことがよくあります。

だから頭ではどう動くべきなのか、
よく分っていても、思い通り動けないんですね。

​特に『自閉症スペクトラム』と呼ばれる子どもは、
足や手先が分かりにくかったりします。​

その中でも、
『全く分からない』というぐらい認識しにくいのが、
背中と、その背後にある世界です。​​

​​​背中は見えないので、見えないものは分からない。

これは、誰でも多少あるのですが、体の認識の幼さであると言えます。

自閉症スペクトラムの人にとっては
『背後にあるだろう世界』を想像することは、
とっても大変なことなんです。

​​​これは、どんなに丁寧に言葉で説明しても、
なかなか分かることではありません。
頭で分かったように思えても、体では分からない。
感覚的には分からない。

だから体で知ることが大切なのです。​

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