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『限界を超える子どもたち 脳・身体・障害への新たなアプローチ』アナット・バニエル

様々な苦手がある子どもたちがいます。

それぞれの子には、どのようなことをしてもらったら良いでしょう?

そのようなご質問を受けることも、多いです。

でも、それ以上に圧倒的に多いのは、
『いったい、どうすれば、この子はそれをやってくれるのでしょう?』
と、いうご質問です。

そのご質問に、きっちり向かい合って、お答えしたいと思うのですが、
それは簡単に書ききれるようなことではない様にも思いました。

『それこそが支援教育者の力の全て』とも、いえるのでしょう。

一番の基本は、
いつも、いつも、
心からの畏敬の念を持って『観察』することだと思います。

それによって、目の前にいる子どもの『今』の状態が分かると、
するべきことが見えてきます。

より具体的に、言うと、どういうことなのか?

今までの実践と経験の中で得たこと・・・
ああいうときはこうして、こういうときはああして・・・・

そういった数え切れない体験をどのように、
まとめて伝えられるものだろうか???

と、苦しんでいたところに、とんでもない本に出会ってしまいました。

これは、自分自身が日々意識していることと、繋がる部分のとても多い本でした。

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