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私がお笑い芸人さんを心から尊敬する理由

私は自身の仕事を選ぶ時に、テレビの裏方の仕事を志望し、念願叶って就職することができました。(就職したのはもう6年も前のハナシですが)
好きなことは色々あったけれど何故テレビの裏方を選んだのかは前の記事にて。

私は、自分にはできなかったからこそ、テレビや舞台に立ってがむしゃらに貪欲に、パフォーマンスをする人々が好きだ。
自分で舞台に立った経験があるからこそ、人を感動させること、喜ばせること、時には涙してもらうことの難しさも少しは理解しているつもりである。

しかし、中でも身を持って難しく感じたこと。
それは、人を笑わせることだった。

うまく言葉では記せないほどそれは難しくて、同じことをそのままやっても一瞬の間が左右したり、あるいは意に反して予期せぬものが起こることもある。笑いというものは一度たりとも完全再現のできない世界なのだと、私の中ではそういうものとして認識している。

笑わせることが苦手だったとか、舞台上でスベった深いトラウマがあるとか、そういうことは全くないのだけれど、単純にジャンルとして、自分には「笑い」というものが一番掴みどころがなく、難易度の高い、且つ表現に覚悟の要る領域だと感じた。

これを演ってのける芸人さんという職業は、もうそれだけで、それは偉大なる尊敬に値する。

更に、そんな凄いパフォーマンスだけでなく、芸人さんの中には台本を自分で書く人がいたり、イラストを描いてグッズ展開や舞台のセットを作ってしまう人がいたり、作詞作曲をする人がいたり、自分の売り方を設計する自己プロデュースまで完璧に行えてしまう人がいるもんだから、そんな方たちには頭があがらないし、私はそういう方々が心の底から大好きなのだ。



…多分大げさに思うかもしれないけれど、
そのくらい熱を持って好きだということが伝われば、それで良いと思っています。

これからも芸人さんやお笑い、テレビについての記事を少しずつあげていけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。


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