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#19 仕事をする上で身につけたいスキル

今週もお疲れ様です。
ながなっつと申します。

仕事をするうえで必要なスキルは様々です。

「電話応対力」
「文書作成スキル」
「接客技術」

中には両手では数えられないほどのスキルを持った人もいますよね。

「でも、どんなスキルが仕事には必要なんだろう?」
あなたは、こう思ったことはないでしょうか。

たしかに仕事によって必要なスキルは異なります。
それでも、最低限必要なスキルは存在するんです。

このスキルを持っている/いないでは、仕事の出来に大きく関わることもあります。

今回は「仕事をするうえで最低限身につけたいスキル」について、一緒に考えてみましょう。


「とーしつとーく文字版」はラジオトークのチャンネル「とーしつとーく」がベースです。
統合失調症を抱える私・なっつの経験を元に、内向的で考えすぎてしまうあなたの悩みを共有。
一緒に解決策を探っていきましょう。

あなたの不安がふわっと軽くなるきっかけになりますように。


○仕事は違えど本質は同じ

必要なスキルを伝える前に、知っておくことがあります。

それは「仕事の本質」についてです。

あなたは「仕事の本質は何か」と聞かれたら、どう答えるでしょうか?

「お金を稼ぐこと」
「お客様に満足してもらうこと」
「技術革新を進めること」

どれも間違ってはいません。

でも私が考える本質は「あなたが必要とされているか、どうか」です。

その仕事に対して、あなたが必要とされていれば仕事は成り立ちます。

逆にあなたが必要とされていなければ、その仕事に対してあなたの活躍できる場は無いので、仕事は成り立ちません。

「必要とされているか」の度合いはその仕事によって違いますが、本質は同じです。

「それなら、必要とされるにはどうしたらいいの?」

次はこれを考えてみましょう。

○必要とされる人になるには

その仕事にあなたが必要とされるには「最低限のスキルを身につける」ことが必要になります。

考えてみれば簡単なことです。

事務職に就きたいのにオフィスソフト系が使えない。
プログラマーになりたいのに言語を知らない。
製造業に就きたいのに図面が読めない。

後から身につけられるスキルもありますが、最低限クリアしておいた方が良いスキルはあります。

「じゃあ最低限、身につけたいスキルって何?」
あなたも疑問に思いますよね。

そこで私が転職を重ねて気づいた、最低限、身につけるべきスキルを5つ紹介します。

○身につけたい5つのスキル

最低限、身につけておきたい5つのスキルは以下の通り。

その1:オフィスソフト
その2:質問力
その3:メモ癖
その4:調べ力
その5:読解力

詳細を見ていきましょう。

その1:オフィスソフト

オフィスソフトとは、オフィスで使用されている文書作成や表計算ができるソフトの総称です。

もっとも有名なのが、Microsoft社が提供している「Word」「Excel」「PowerPoint」の3つ。
ここでは、これら3つのソフトをオフィスソフトと定義します。

オフィスソフトは事務職やデスクワークでのみ必要かと思われがちですが、そんなことはありません。

Wordは、製造分野で機器のマニュアル作成をする際に必要になります。
Excelは、営業職で顧客のニーズをまとめるのに使われることがあります。
またPowerPointは、小売業で簡単なポスター作成をする際に使われます。

この3つのオフィスソフトを使えると、その分野以外の業務にも役立ちます。

今では500円ほどで参考書が買えるので、あなたもぜひ学んでみてください。

その2:質問力

「分からないところがあって質問したいけど、どう質問していいか分からない……」
あなたもこんな経験はないでしょうか?

そんなあなたは「質問力」を鍛えましょう。

質問力を鍛えることで、自分の言いたいこと・聞きたいことが的確に相手に伝わるようになります。
そうすると、あなたが求めていた答えも的確に得られます。

質問力を鍛えるには、普段の「雑談」が良い練習になります。

方法は簡単。
「相手の話に必ず質問をプラスして返す」だけ。

答えが返ってきたら、さらに発展させた質問を返してみる。
これを適度に繰り返すだけです。

質問を返すことで、相手も「自分の話を聞いてくれる」となって、信頼関係も築けます。

ただ、たくさん質問すると相手も疲れてしまうので、連続した質問は2~4回程度に留めておきましょう。

その3:メモ癖

あなたは質問の返答を聞く時、メモを取っていますか?
もしメモを取る習慣が無ければ、ぜひ身につけてほしいんです。

誰しも、新しい職場では新人さんです。
当然、仕事内容に対して分からないことも多いですよね。

分からないことが発生した際は、その仕事の先輩や上司に質問することが先決。
ただ、先輩や上司も暇ではありません。

あなたのためにせっかく時間を割いたのに、それが何回も重なると、その先輩や上司の仕事時間が削られてしまう。
そうなると質問された方はイライラするし、あなたも何回も聞くことで信用を無くしてしまうこともあります。

そうならないために必要なのが、メモ癖。

教えてもらったら、必ずメモを取る。
これを習慣にするんです。

この時、メモ帳を2種類持っていると便利です。

片方は殴り書きでもいい「すぐメモ」に。
もう1つは「すぐメモ」の内容を後で清書する「あとメモ」に。

こうすると「あとメモ」に書いた内容を読み返せば、仕事のやり方を簡単に復習できます。

メモ帳が無い、またメモ帳を1冊しか持っていない場合は、ぜひ取り入れてみてください。

その4:調べ力

分からないことが発生したら、先輩や上司に聞く。
先ほども書いた通り、これは当たり前のことですよね。

でも質問をする前に、ぜひしてほしいことがあります。
それは「調べること」。

分からないことが発生したら、誰かに聞く前に自分で調べる癖をつけましょう。

今はインターネットが発達しているので、多少のことなら検索すればすぐに結果が表示されます。

例えば

「Wordのルーラーの使い方」
「Excelの関数情報」
「得意先へのお礼メールの書き方」

これらは検索すると、膨大な数の検索結果がすぐに表示されます。

また検索結果が表示されたら、本当に必要な情報を選ぶ力も身につけましょう。
検索結果の中には、たまに間違った情報もあるからです。

膨大な検索結果から必要な情報を見つけるには、ある程度の「検索慣れ」が必要です。

そのためにも普段から

「この漢字、何て読むんだっけ?」
「このドラマの俳優さん、他にどんな映画に出ていたかな?」

と、疑問に思ったことを調べてみましょう

ただインターネットの使用ができない職場もありますよね。
そんな時は会社のマニュアルや、自分で書いた「あとメモ」を見返してみて、それでも分からない時だけ質問しましょう。

その5:読解力

新しい仕事をする際、マニュアルを渡されることが多いですよね。

多くのマニュアルは分かりやすく書かれているけど、その内容を理解する「読解力」があなたに無いと仕事が進みません。

マニュアルだけじゃなく、付き合いのある会社からのメールや、社内での回覧を理解するにも読解力は必要になります。

「でも読解力を鍛えるのって、難しいんじゃ……?」
あなたも不安になりますよね。

でも安心してください。
読解力を鍛えるには、本を読むのが近道なんです。

中でもおすすめは短編小説

文字数が短いので読みやすく、情報が凝縮されているため内容を把握するための想像力も身につきます。
特に読書の習慣が無いあなたにこそ、読んでほしいです。

今では多くの短編集が販売されているので、あなたが読みやすいと感じたものから始めてみてください。

○必要に応じてスキルを身につけよう

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
最後に必要な仕事に最低限必要なスキルをおさらいしましょう。

その1:オフィスソフト
その2:質問力
その3:メモ癖
その4:調べ力
その5:読解力

これらのスキルを身につければ、あなたが必要とされる場面は増えます。
さらにその仕事の専門分野のスキルも身につければ、より活躍の場は広がります。

必要に応じてスキルを身につけて、あなたの力がより発揮できる場所で活躍しましょう。

それじゃあ、また!

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