【レシピ】かんたん豪華なプーリア料理 -お米のティエッラ-
先日の「豚肉のティエッラ」に続いて、「お米のティエッラ」のご紹介です。
場所はプーリア州のバーリ。海沿いの街なので、ムール貝を使っています。ちなみにそこから南下したターラントは、古代ローマ時代にはカキを養殖していたとされ、その伝統からか今でもムール貝の養殖が盛んです。
ちなみにティエッラは、一説にはスペインが南イタリアに侵入していたころに入ってきたパエーリアが原型と言われることもありますが、作り方が全く違うのでどこから出た説かわかりません。
お米バージョンに共通するのは耐熱皿に食材を重ねてオーブンに入れること。味付けはイタリアパセリとニンニクのみじん切り、そしてペコリーノチーズです。
プーリア州には同じような作り方で、キノコを使ったもの、アーティチョークを使ったものがあります。おそらく季節ごとの野菜を使ったのでしょう。今回ご紹介するムール貝のものにも、夏にはジャガイモの代わりにズッキーニを使ったりします。
手間があまりかからず、見た目に豪華なので、パーティーの時にも場を盛り上げる一品になります。
お米と貝のティエッラ
Tiella di riso e cozze
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