7月25日(火)

朝4時半に起きてランニング。と言っても、久しぶりなのでウォーミングアップしながら近所を2周ほど。終わってから英単語の暗記。

なぜ急にランニングをするようになったかというと、イッコウが夏休みに入り学校から「夏休みの約束」というものを自分で決めるように言われ、毎日料理とピアノを弾くことを「約束」したので、じゃあ僕も付き合って筋トレとランニングを毎日することを「約束」したのだ。

朝食はししゃも、玉子焼き、玉ねぎ納豆、お味噌汁。

それにしても、学校はこの妙に強い「約束」という言葉をどうして子どもに向けて使うのだろうか。いや、むしろ子どもにだから上から目線で使ってるのだと思うが、自分で自分のことを決めるのだから「目標」でも全く差し障りがない。もし大人同士で、先生と生徒程度の間柄で「約束」という言葉を使われたら間違いなく引く。この国は本当に子どもに配慮が足らない。

その理由は、やはり大人が子どもに対して権威があると考えているのだろう。しかし、子どもにとって大人は隷属する対象ではない。社会でも、大人と子どもに上下はない。ではなぜ家庭や学校で大人が細々といろいろなことを決めたり、注意したりするのかというと、経験値と判断力のある大人が、幼少青年期の一定期間、子どもたちを守り導いているだけだ。家庭でも、学校でも、大人と子どもの関係にこれ以外の例外はないはずだ。

つまり、逆説的に言えば、経験値も判断力もない人間は子どもをリードすることできない。だから親でも教師でも、子どもの前に立つ人間は常に自分がそれに足る人間か自問自答を怠らずに謙虚でいるべきだ。

仕事が長引いたので、夕飯は遅くなってしまい、簡単に肉野菜炒めと冷奴をイッコウと作る。料理を教えながら一緒に作るのは、老後に反芻できるくらいおいしい思い出になりそうだ。



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