マガジンのカバー画像

108
脈絡のない本棚、読んでるっぽい感じ、メモ程度の記憶、役に立たない感想と雑感に飛んだ書評をわざわざ書いてます。
運営しているクリエイター

#読書感想文

おはなし名画シリーズ ダリ 博雅堂出版

ダリは自分の内側の世界の記録者で、それを極める過程で自分の外側の世界を観察し洞察する。 …

長嶺 俊也
9か月前
1

教養としての政治学入門 成蹊大学法学部 編

「教養としての」とある通り、専門家向けではなく、一般書。なので、僕のようにこれから政治学…

長嶺 俊也
1年前
1

教育格差 松岡亮二

ずっと読みたかった松岡亮二さんの「教育格差」。色々なデータと、視点で考察されている。 『…

長嶺 俊也
1年前

自由学園 本物をまなぶ学校

手仕事や、礼儀礼節、役割分担や、とにかくそういうプリミティブな人間社会としての営みに集中…

長嶺 俊也
1年前

スナーク狩り ルイス・キャロル トーベ・ヤンソン 穂村弘

トーベ・ヤンソンの絵にひかれて手に取った本。作者は、不思議の国のアリスのルイス・キャロル…

長嶺 俊也
1年前
1

現代地政学 国際関係地図 パスカル・ボニフェス

ロシアのウクライナ侵攻前の本ですが、このタイミングで言えば、台湾有事の際の日本への影響を…

長嶺 俊也
1年前

デジタル化と地方自治 岡田知弘 中山徹 本多滝夫 平岡和久

小田原市で「ゼロカーボン・デジタルタウン」の話が出ていますが、この本にそれに類似した例が出てきます。 今の所は市民生活に関する部分は行政が計画を立て、その中に企業が提供するサービスが含まれています。しかし、デジタル化に伴い、行政とインフラサービスを提供する企業の関係が逆転しかねない。 デジタルタウンのように、そのエリアにおいて市民サービスが自治体に変わって企業主導になっていくと、利用者と企業の契約になり、様々な料金が発生するようになる。 例として出てくる、更別村のSUP

量子論のすべてがわかる本 科学雑学研究倶楽部 編

量子とは、光を考えること。 ミクロの世界は、とても面白い。 この世は、11次元あるという仮…

長嶺 俊也
1年前
3

オイラーの贈物 吉田武

さて、この本はどうまとめをしようか。 500ページ超えで、知らなかった人の公式の話。 素人で…

長嶺 俊也
1年前
1

ほんとうのグローバリゼーションってなに? 池上甲一 斎藤博嗣 編著

いろいろ知り、考える事ができて勉強になりました。勝手にレベル付けすると「中級編」なのにわ…

長嶺 俊也
1年前

SNSの哲学 戸谷洋志 

タイトルミスリード系。「SNSに哲学なんかあるのかな」と思って読んだが、SNSの哲学のはなしで…

長嶺 俊也
1年前

なまえデザイン 小藥元

後半の対談が現場の裏話感があっておもしろかったです。ネーミングをする事で方向性を持って動…

長嶺 俊也
1年前

ノニーン!幸せ気分はフィンランド流 スザンナ・ベッテルソン 迫村裕子

「人のものを一方的に奪ってはならない」 「ネットワークこそ最大の財産」 「いざというとき…

長嶺 俊也
1年前
2

政府債務 森田長太郎

後半出てくる「日本人が誤って持つようになった大国意識」という視座は、問題の本質として私もそう思う。 日本の政府債務の考え方を知る上でマスターピースであり、これからの日本を考える上でも示唆に富んだ本。