見出し画像

ほんとうのグローバリゼーションってなに? 池上甲一 斎藤博嗣 編著

いろいろ知り、考える事ができて勉強になりました。勝手にレベル付けすると「中級編」なのにわかりやすくて、おすすめです。その中で、個人的には「食料主権」が考えさせられました。

日本の食料時給に関することだけでなく、先進国が実は食料販路拡大とセットで新興国への食料援助を行い依存度を高めている。例えば補助金付きの安い援助輸入麦は、市場で格安で販売されるため援助国の地元の小農業を駆逐し、結果その国の食料主権を奪って経済依存させる政策は、核兵器による安全保障ぐらいおぞましい所業。(資本主義思想の末路だと思う)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?