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108:ところで“やりたいこと”ってなんなんだよマジで

・自分には「こういう生活で飯を食っていきたい」というものがない。
・以前自分は偉そうに、ジョブズがこういってるんだからやりたいこと見つけるところからはじめろよ、みたいな内容の記事を綴ったが、そもそも自分も迷走中だった。アホか。

・今見返したら他人の言葉ばっか書いて、しょうもねー記事だな。

・noteをやる理由を見失っている。
・いまはただ「毎日投稿をする」という自分の指示に従って更新しているだけのロボットになった。

・毎日投稿していなかった頃のように、自分の思考を整理するための乱文を綴る。noteの立ち位置を考える。
・もともと、誰にも見られていない頃(001~041)は、ただの思考の整理として使っていたのだ。

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・noteを見返していたらこんな記事を残していた。

・これじゃん!(104の記事にも後半の方で引用しているが、その時はそういえばそれっぽい記事書いたよな~程度で、あまり見返していなかった。)

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・きちんと読み返した。
・「創作者になりたい」をもう少し詳細に描写すると、「自分の世界観を何かの形として残したい」という感じらしい。

・確かこの時あこがれたのは、↓の2つ。1つのMV(楽曲・歌詞・映像含む全部)と、1つの私小説。

・MV:Aiobahn feat. ナナヲアカリ - しあわせになんてならないで

・私小説:西村賢太 - 苦役列車

・どちらも、創作者自身の世界観を投影しているような気がして、自分もこういうものを作りたい、と思ったのだった。(真意はわからない。)
・「作れるようになりたい」という技術的な話ではなく、「作りたい」というもの。MVや小説でなくとも、なんでも良い。
・だから「こういう生活で飯を食っていきたい」というものがないのだ。

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・とは言え「自分の世界観を何かの形として残したい」「なんでもいいけど!」と声高に叫んだところで、それを制作する技術がなければ何もできない。
・そのようなことを思ったので何かしらの制作物を形にすることを決め、『長雨出版』という同人本サークルを作った。
・このサークルの中で、文章を書くことは然ることながらデザインなども学び、制作物という形で完成させ、それにお金という価値をつけることで、世の中に何かの形を残すという経験をしようと思ったのだった。

・価値がつく内容は何だろうと考えた時、とりあえずは自分が経験したことがあり、かつ、すべての人が経験するわけではないであろう「休職」というものを題材にしようと決めた。

・印刷した分はすべて売れて、良い経験となった。
・2作目も制作中で、この作業はこの作業で楽しい。

・ただ、「自分の世界観を表現する」といったところからは少しだけ逸れている。
・「何が売れるだろう」×「自分がそこそこ熱意をもって作れるもの」=「休職」だった。悲しすぎる。

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・ということで、もう一つの軸として「noteを書き続けてみよう」と思ったのだった。
・noteは文章を書く良い練習にもなるし、もともと自分の思考をつらつらと綴っていたものだから、「自分の思考を世の人に伝えてみる練習」としてちょうど良いな、と思った。
・サムネなどもつけれるので、簡単なデザイン制作物を作ることで、視覚的にも自分の思考を形にする練習にもなる。

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・そのようなことを考えた上で、これらを練習として続けながら、小説を書きたいと思ったのだった。
・「自分」という題材を排除したうえで世界観を作ることのできる、小説。
・世界観を「文字だけ」として表現するのではなく、「文学的に・詩的に」表現する、小説家になりたい。

・↑の記事ではもったいぶって「今は秘密にしておく」なんてかっこつけていたが、小説家になりたいのだった。

・本当はサークル『長雨出版』では小説を書きたいのだが、何者でもない自分の一次創作小説など手に取る人は誰もいないだろうということで、まずは「手に取ってもらう」ということを主眼に置いた制作物を作った。
・ある程度「休職」というジャンルで注目してもらった上で、3作目か4作目では小説を出していく。

・それはもしかしたらnote上でもやるかもしれない。

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・少し先の話になるかもしれないがその次の段階としては、MVを作るということにトライしたい。楽曲、歌詞、映像、全部作る。
・それは単純に、世界観を表現するにあたっては「文字」だけではなく「映像」「音」という情報を加えた方が、より表現しやすいと思うからだ。

・小さい頃から曲含めこういうMVが好きだったので、これを目指したい。

・SCLProject - 背徳の記憶〜The Lost Memory〜


・まずは静的な表現方法を学ぼうと思いデザインソフトをいじっているが、例えばサークル『長雨出版』での次回作を頒布する際の告知では、動的な表現方法を学ぶべく、告知動画めいたものを作ろうと思い動画編集ソフトもいじっている。
・まぁもともとYoutubeをやっていたし、毛色は異なるだろうが、動画制作という領域においては全くの無知というわけではない。

・楽曲制作も学ばなければならない。昔少しやろうと思って挫折したDTMソフトを起動する日も近いだろう。
・あの頃は「なんとなくやってみたい」だったので挫折したが、今は明確な目的があるので、やる。

***

・「表現したい世界観」ってなんだよ、とは自分でも書きながら思ったが、今回は自分の取り組みの中におけるnoteの立ち位置を整理したいが故の言語化だったので、よしとしよう。
・それに関しては今後またどこかで整理する。あるいは『鬱備忘録』で日々整理しているような気もする。

・最終目標は「自分の世界観を表現できるものを作る」
・そのためには「将来自分の作りたいものに必要な技術を身に着ける」
・その技術で飯を食っていけるようになったら、少なくとも会社員・営業としての今の生活よりは納得感のある人生を送れるようになるだろう。

・このあたりを今後の活動指針とする。

***

・noteは練習場だった。今後自分が作っていく創作物のジェネリック版を出していくことになるだろう。『鬱備忘録』もそれに近しい概念になる。
・また、今回のように思考を整理する場としても活用していく。

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