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ヘンテコノミクス① (行動経済学)

みなさん、こんにちは。ポケっとです。今回僕は夏休み期間勉強と同時に読書もいまままで以上に行ってきました。その中で印象に残っている本「ヘンテコのミクス」を紹介します、この本は行動経済学について書いてある本です。その中で印象に残っているものを紹介していきたいとおもいます。

アンダーマイニング効果

これは内発的動機に外発的動機を与えらえることによってやる気がなくなってしまう現象のこと「土台を壊す・弱体化させる」という意味の言葉である「アンダーマイニング効果」といいます。具体例としては、あるおじいさんが自分の家に落書きする子供に迷惑していました。しかし、はじめは自分たちが楽しむために落書きしていた子供たちですが、突然落書きされたおじいさんからおこづかいをもらいます。そのときから、落書きする目的が「楽しいから」ではなく「おこづかいをもらいたいから」になってしまったのです。しかし、急にお小遣いをもらえくなったら、子供たちは落書きをやめ、おじいさんは静かな暮らしを取り戻すことができました。このように好きでしていた行動に報酬をあたえられるとやる気をなくしてしまうのです。

フレーミング効果

同じ情報でも言い方を変えると異なる印象を与えてしまう現象を「フレーミング効果」といいます。例えば、「死亡率20パーセントの手術」を「成功率80パーセントの手術」と言い換えることで、ネガティブな情報をポジティブな情報に変えました。私たち人間は目の前にあるものだけで、直感的に判断してしまう傾向があるため、実は同じだということにきづかず、提示の仕方によって印象を変えてしまうことがあるのです。

罰金による罪の意識の軽減

これは本来、われわれはルールに違反したら課される罰金が社会的なモラルを解消しているということです。具体的には、ある幼稚園で度重なるお迎えの遅刻に迷惑していました。そこでなんとかするために超過料金制度、つまり、ある種の罰金制度を導入しました。しかし、これは逆効果でお迎えの際に「お金を払えば遅れても大丈夫」という意識の変化を引き起こしました。つまり、罰金を導入する前は遅刻を「申し訳ない」と思う社会的モラルがあったわけですが、「罰金」という具体的なペナルティが提示されたことで、その意識が消滅したわけである。


このように私たちはお金に関することになるとヘンテコな行動をしてしまうのです。また紹介しますので、よろしくお願いします。


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