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Kindleペーパーバックを発売しての実感

いつもお読みいただきありがとうございます。
今日以前Kindleで出版させていただいた本を
ペーパーバックで発売致しました。

kindle本を発売したお話し記事は読みますが
ペーパーバックで発売したという記事はあまり読みません。
やってみると沢山の違いがありました。
本音を記事にしたいと思います。

今「超・実践医療英語」をVol.3まで出版しています。
今回はVol.1のみペーパーバックで発売しました。


ペーパーバック版を発売するきっかけ

私の本は以下のような教材です


2月に書き始めたnoteの記事が好評だったため
kindle出版を決意しました。
こだわっていたのは音声DLできることです。
英単語を正しい発音で読めないと会話が通じないからです。
それを可能にしてくれる出版サポートさんとの出会いがあり
5月にkindle版を発売しました。

発売すると、既存にはない本だったので好評でした。
一方でどうしてもkindleに馴染めない方から
紙での本を出してほしいとリクエストもありました。

私自身はepubの作成もできません。
出版サポートの方にお願いするしかできません。
ペーパーバックは新たに原稿、表紙作成が必要です。
費用対効果が読みきれずにいました。

そんな時に先月末に出版したVol.3が
シリーズ前2冊より売れました。
そこから紙版をとリクエストがあり、
今回ペーパーバック版に挑戦しました。

kindle出版との大きな違い

印刷コスト、送料の発生と価格設定の難しさ

何と言っても出版コストです。

私の本はB6, 35ページ、カラー版です。

こんなに小さくて薄いです。

このような設定です

これで

印刷コストと送料で900円近く

かかります。
これはびっくりしました。

ロイヤルティーは60%です。

価格は迷いました。
紙の本は実質本として認識されます。
kindleの価格498円だと安くなりすぎる。
コストも900円

本の価値を考えました。
既存の医学英語の紙の本の相場は2000円税別以上です。
音声DL付きだと2500円税別以上です。
でもいきなりkindleが498円で2000円は変。

迷って税込1540円で送料別にしました。

今日発売したばかりで正直売れるのかどうかは不明です。
でも紙の本を出版するのはkindleより
自分の本を出版したという実感はあります。

地方なので普段Amazonで本を購入しています。
普段本を買う感覚と変わりません。

意外だったこと

ISBNがつきます

これは事前に知っていたのですが、
やはり実際に番号をみると
「本みたい」「本を書いたんだ」と感動します。

原稿、表紙共に新たなものが必要になる

これも知っていましたが
epubができない私にも
Word文書をPDFにはできます。
でもそれだと実際の本のバランスが違うのです。断念。
表紙も全く違います。
全て出版サポートの方にお願いしました。

著者用ペーパーバックがコストのみで手に入る

これは知りませんでした。
印刷コストの中の本体の印刷分とまとめた送料で
著者は手に入ります。

お世話になった方にプレゼントすることができます。
999冊まで購入可能になっています

商業出版との違いがわからなくなった

私は昨年共著者として看護英語の本を
出版させて頂きました
出版者から本が出ると重みはあります。
世の中にデビューした感じがします。
編集者さんに校閲して頂けます。

ただ時間がかかります。
本の価格に対してロイヤルティーは低いです。

私のような教材は
何が違うのかわからなくなります。

今のところは以上です。

想像したり、ネットで調べたことと
全く違うが本音です。

この価格設定が適正なのかわかりません。

でも今までよりも読者の方に
手にとっていただけるのでないかと
信じています。

これからもペーパーバック出版については
報告させていただきます。

今日もお読みいただきありがとうございました😊

斉藤祥子

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