本当にリアルな『海外で感じる日本の現実』
おはようございます、アメリカから来る留学生の勉強量にビビり散らかしている長濱です。
#正直日本の何倍もエグい
#そりゃ差もつくよ
さて、今日は「本当にリアルな『海外で感じる日本の現実』」というテーマでお送りします。
明るい話も暗い話もたくさんありますが「これが現実か」ということを、少なくともハンガリーで話した色々な人とのことから共有してみようと思います。
◆JAPANという存在と海外での位置
さて、まずは明るい話からしましょう。
日本という国は一時期世界第2位のGDPを誇る素晴らしい経済大国です。ご飯も美味しいし自然や水も綺麗だし、人のマナーだって良いです。そして何よりも、日本のエンタメ、特にアニメに勝るトークテーマはほとんどないと思います。
正直、「Attack on titan(進撃の巨人)」や「NARUTO(ナルト)」、「ONE PIECE(ワンピース)」や「JOJO(ジョジョ)」のどれかを知っていれば会話はガッツリとできます。特にアメリカから来ている若者には効果抜群です。どうやら英語字幕で見ているそう。
他にも、「SUSHI(寿司)」のような伝統的な日本食や「TOKYO(東京)」といった大都会のことはどこの国も知っています。僕の住んでいた奈良県も大仏や鹿のおかげで知られていることだってあります。
#もはや奇跡だよ
なので、海外に行かれる方はまず会話に困ることはないし、羨望の目で見てくれることも多いです。
「アジア人差別はありますか?」という質問をよく見かけますが、日本についての深い知識や色々なエンタメについて詳しかったりすればそこまで迫害されることもないはずです。
むしろ「日本について色々教えてっ!^^」と頼まれると思います。ちなみに、今日はヨルダンの女の子に「箸の持ち方」を教えてきました。(笑)
#もはや日本みたいなことしてる
#ボールペン2本で説明してきました
なので、どれだけ落ちてもやはり日本は【良い国】です。海外から知られていることは非常に大きくて、少しスケールの小さい国から来ている留学生はそもそもの『話題作り』で困っているケースをよく見かけます。それに伴って、友達も少し作りにくい。
なので、まだまだスタートダッシュができる環境ではあるのかな、というのが日本に対する良い印象の話です。これは軽く見られがちですが凄く重要なことで、語学が拙い最初の段階ではかなりのアドバンテージであることは間違いありません。
◆『英語』という高すぎる障壁
さて、ここからは少しショックな話です。
すごーくリアルな現実を話すと、英語を正しく話せないのは「日本」か先進国の近隣にある国々だけです。ぶっちゃけ、ヨーロッパでは母国語じゃないはずなのに当たり前のように英語が話せますし、それもガッツリネイティブっぽく。
あと、アジアの他の国も軒並み英語が話せます。韓国の学生とか本当凄い。冒頭の挨拶にも書きましたが、海外の学生の勉強時間は異常です。ヘラヘラして余裕そうに見えるけれど、毎日課題をしたりテストのために勉強しています。
正直な感想を述べると、「そりゃ負けるわな」という感じ。「日本には創造性が欠けている」とか何とか色々言いますが、実際は単純に量で負けています。そもそもあれだけ素晴らしい家電や車を作り続けている日本にクリエイティビティが無いなんて単なる言い訳で、知識と勉強量で差をつけられているだけだと思います。
#ガッツリ僕個人の感想ですっ
#反対意見は全然OKっ!(笑)
知識に関してお話しすると、我々日本人は【教養】や【歴史】について希薄すぎることをヨーロッパに来て1週間で嫌ほど思い知らされています。例えば、第二次大戦や宗教についての話題、ヨーロッパ各国の情勢や歴史について話すこともあるのですが、ぶっちゃけ全然ついて行けません。一応受験で学んだはずなのですが、ハッキリ言って全くのレベルです。
なので、背景の知識がないと相手の話が理解できなかった時に「英語力がないのか」、それとも「知識がないのか」の見分けが一切つきません。ただひとつ言えることは「やっぱり僕らはどうやら量で負けている」ようです。
さて、英語が話せないことの問題は「知ることのできる情報量の差が生まれる」ことで、今日もなんとか英語が話せたのでトルコのAIツール事情について話せたのですが、英語が無理だと一切これを知る手段がありません。
少し余談ですが、トルコも英語が主要言語ではないためChatGPT等の使用はかなり苦しんでいるみたいです。これは日本と同じで、言語的に不利になっていると言わざるを得ません。英語が話せないとスタートラインに立てないとはまさにこのことで、正直かなりの情報格差があることは言うまでもありません。
別のトルコの女の子と話した時には「日本って豊かなんじゃないの?」と言われたのですが、その情報は10年以上前の話。いまだに「トヨタって凄いでしょ?」って感じでした。これも結局情報格差で、英語が公用語じゃないトルコだからこそ起きるちょっとした情報の差だと思います。
正直この『情報格差』を僕らはもっと真剣に受け止めるべきで、勉強量でも負けているのに触れている情報量で負けたら勝ち目がありません。
さて、どうしたものか・・・。
◆日本のサービスは『世界一』か?
さて、次もちょっとだけ悲しい現実。
もう少しで暗めの話題から変わるので、
あと少しだけ耳を閉じないで聞いていただけると嬉しいです。
結論から話すと「交通機関はハンガリーでさえ日本と同レベル」です。時間も正確だし切符の仕組み等にも無駄がありません。そして、何より街がきちんと回っているのが凄い。
正直に白状すると、ハンガリーについてあれやこれやと調べる前は「交通機関なんて日本の方がいいに決まってる」と思っていましたが、それは完全に僕の思い込み。
一応僕のいる場所はブダペストという首都ですが、それでもハンガリーはまだまだ小さい国です。人口は日本の10分の1だし面積も日本の25%しかありません。それなのにこの発展具合です。ちなみに、ハンガリーは経済状況も良くないのにこの有様です。戦争だって大勝しているわけじゃないです。言語も不利。
けれど、治安は非常によく、
夜中に出歩いても普通の人ばかり。
なので、「日本が1番」という感覚は、
どうやら少し昔の考えかもしれません。
なんか凄く口うるさいオジサンみたいなこと言ってて僕も嫌ですし、何より僕も日本は好きなのですが、正直かなり遅れをとっていると言わざるを得ません。心苦しいばかりです。
日本とハンガリーの物価はほぼ同じレベルですが、アメリカ人曰く「ハンガリーはなんでも安い」らしいです。ドルの強さを思い知らされます...。(笑)
ここまで書くと、日本が凄くコテンパンな感じなので正直この話を書くのも悩みました。けれど、リアルはこんな感じです。
今このサロンには僕を含めて8人ほど海外に行っているor近々行く人がいると思いますが、この経験は正直かなりショックかつ目を覚まさせられると思います。きっと、既に海外組のサロンメンバーとかは少なからずこの感覚かもしれません。
◆ビビって諦めちゃダメじゃんっ!
さて、ここまで悲しい現実ばかりを聞くと「あ、日本ってもうダメなのかな?」ってつい思ってしまいます。
もちろんその可能性だって大いにあります。
けれど、だからと言ってそれを言い訳にして若者が頑張らないのはなんか違うと思います。
言葉では上手く言い表せないのですが、目の前で凄まじい勉強量を見ると正直絶句です。才能や経済状態ではなく、シンプルに量で負けています。
いくら先進国の中で環境が優れていないといえど、日本には勉強できる土壌が山のようにあります。様々な名著や専門書が日本語に訳されていて僕らは普通に学べるし、優秀な先生もまだまだいます。これって、海外に来ると凄く贅沢なことだとわかります。
あとはシンプルに学習と知識の量だけで、
勝負はそこで決まってきています。
さて、そんな僕らに打ってつけのイベントをサロンメンバーの愛稀(あいき)さんが開いてくれるみたいです。その名も『オンライン自習室(サロン限定)』で、ここでは皆んなで黙々と勉強しつつ会話もしようと思えばできる、という本当に学校の"自習室"の感覚に近いイベントです。
日時は9月9日(土)の22:00〜22:20(日本時間)の20分間と短めなので、僕みたいに集中が続かない人にも助かる時間かなと思います。
当日は愛稀さんが日本から、僕がハンガリー(午後3時)から、そして同じくメンバーの伽璃(かりん)さんがアメリカ(朝8時)から参加する予定です。時差もありつつですが頑張って集まりますっ!(笑)
詳しくは昨日の愛稀さんの投稿を見て欲しいのですが、もしこの場の居心地が良かったら全て彼女にお礼を言ってあげて欲しいです。
#忙しい中ありがとね!
さて、面白い未来を全員で作りましょう。
1人でも参加してくれたら嬉しいな〜と思うので「可愛い愛稀さんのためにっ」と女の子を上手に持ち上げてくれると素敵だなと思います。
というわけで、現実はこんな感じですが僕たちにできることは色々あります。さて、一緒に頑張りましょう。
僕も精一杯頑張ります。
では、また明日
長濱(2023.9.8)
あなたとお会いできることを楽しみにしています。
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他にもいくつか読んでから決めたい方は下記のnoteなどを参考にしていただけるとサロンや僕らの雰囲気がわかると思います。↓↓↓
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