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平匡さんで持った苦手意識を志摩ちゃんが克服してくれた話

どうもテレビドラマに苦手意識がありまして。

「時効警察」とか「勇者ヨシヒコ」とか、最近だと「バイプレイヤーズ」とか、ゆるっと観られる感じの深夜帯のドラマは割と観るんだけど、ゴールデン帯のドラマが特にちょっと手が伸びにくいというか。


その理由を自分なりに考えてみた二大要因がこちら。

1. 世の中で話題になってるのに「言うほど面白くない」と思っちゃったらどうしよう、みたいな謎のプレッシャー
(流行ってる音楽とかでもよくある現象。正直「逃げ恥」がそうで、実際後から観てもハマれなくて、何となく気まずい気持ちのまま途中で観るのを止めた…)
2. 毎週観なきゃいけない、みたいな謎のプレッシャー
(放送前に「ちょっと観てみようかな」と思っても大体1話を見逃し、「途中から観るのもなぁ…」となって諦める。そのうちに話題が沸騰しちゃって要因1が増幅される)


…つまりどちらも「食わず嫌い」ってことなんですけれども。

そんなワケで「映画(基本的には2時間前後で完結する)」とか「深夜ドラマ(失礼ながらゴールデン帯ほど期待値が高くなく、途中で投げ出しちゃってもいいゆるさを感じる)」は好きなんだけど、どうもゴールデン帯のドラマには苦手意識を持っていたのでした。


で、そんな自分が友達のゴリ推しで(郵送でわざわざブルーレイまで貸してくれて)今さら「MIU404」を観てみたら、見事にドハマりしまして。


映画でも起伏の無い感じの作品(小林聡美さんとかがゆったり日常を送るタイプのやつ)の方が好きだったりするくらいなんで、ドラマって!しかも刑事モノって!という感じだったんだけど。

キャストも気になっていてまさに前述の「ちょっと観てみようかな」枠ではあったので、ブルーレイまで送ってもらっちゃったしじゃあ観ますか…と観だしたら…なにこれめっちゃ面白い。

テーマとして描かれていることの現代っぽさ(ちょっと刑事モノへの偏見として持っていた「古臭さ」がない)もだし、コミカルなところとシリアスなところのバランスの良さもだし…。
昨日ちょうど最終回を観終えて、なんかすごい好きな作品だったな~という気持ちで今こうしてnoteを書いております。

あとキャストも個人的にすごくツボで、「時効警察」のイメージが強すぎて麻生久美子さんが真面目な警察官をやってるのとか面白過ぎるし、星野源さんのドラマにゲストで岡崎体育さん、King Gnuの井口さんとか出てるの一体どういう世界なの…。


同じ星野源さんでも「逃げ恥」にいまいちハマれなかった時に「あ、俺ドラマ観るの向いてない」という気持ちが増幅したところがあったんだけど、あれは多分たまたまその作品が自分に合っていなかっただけだったんだなぁと。

(よく考えると、共感性羞恥とか言うのか、隠し事をずっと続けてるシーンみたいなのが昔からすごく苦手で、「逃げ恥」なんかまさにそれじゃんっていう)


そんなこんなで、まぁイマイチだったら途中で投げ出しちゃってもいいワケだし、ちょっと今後ドラマも色々観てみようかなと思った次第でした。

あー、メロンパンとうどん食べたい。笑

 

 

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