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あんこ
2022年5月31日 17:02
なぜ、私たちは俳句を詠む(あるいは書く)のだろう?こんなに短い十七音にこんなに苦しんで、傷ついて。作品ができるたびに淋しくなっていくのはなぜだろう?上記の感慨は別に俳句に限ったことではなく、すべての表現行為に共通して付随する思いではないか。そして、同時にまたこうも思うのだ。どうしようもない、ずっと続く淋しさ。それを埋めるように俳句(作品)を作る。その繰り返しの刹那にしか自分は
2022年5月31日 17:01
虹やもういいかいと誰に問うべき掲句ではじまる本句集は、赤野四羽氏の第三句集。美しいものを仰ぎ見つつ、心に浮かぶ虚無感と不安。やがては消える虹に、当てにならぬ希望や明日、そして世界を透かし見ているかのような。三章構成の章ごとに感銘句。めだか思わず生きていて快晴やあ君安全か互いの時雨に問う百人の姉と伊勢参りの嵐霧箱を運んで一人はぐれけり花畑 透明な棺の輪切り夕時雨よく光る
2022年5月12日 17:23
俳句を作れないとき、どうしたらよいのでしょうか?たまにそんな質問をいただきます。私も聞きたいです~、特に句会が重なったり賞の応募前はキツイですよね(-_-;)私の対処法は二つ。すごい単純です。1)準備体操程度にしておいて、しばらく集中して「作らない」2)踊りの練習をする(=動く)両方とも「作る(考える)ことから離れる」ということなのですが、1)は以前もここに書いたので繰り返しに