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俳句、短詩

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自分の俳句作品や、鑑賞、思いなど気ままにまとめています。また、短歌などの短詩形作品などについても触れています。
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2020年12月の記事一覧

2020豆の木賞:ようやく自由になれた気がする

2020豆の木賞:ようやく自由になれた気がする

「豆の木」は、
私が所属している俳句同人誌。
超結社句会でもあります。

が、普段はほとんど幽霊部員の状態(^^;
年一回の同人誌での作品発表
と豆の木賞への参加が
私の場合はメイン。

さて、毎年一回、参加者の互選で
決まる豆の木賞。
応募作品は一人につき20句。
かなりのブランクの後に戻ってきた豆の木。
その後10年近く応募して…
残念なことにいまだに受賞ならず(^_^;)

ただ、今年は「一

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【紹介記事】句集『柔き棘』@『俳句年鑑2021年版』

【紹介記事】句集『柔き棘』@『俳句年鑑2021年版』

角川さんが毎年、今年の俳句界を
総括して12月に刊行する上記雑誌。
その中の企画「今年の句集Best15」の
1冊として、拙句集『柔き棘』を
ご紹介頂きました!

執筆者は涼野海音氏。
簡潔かつ温かい評、確かな眼に基づき
選んで頂いた俳句作品たち。
心より感謝致します☆

ちなみに海音さんが他に選ばれた
小島健句集『山河健在』
谷口智行句集『星糞』
いずれも私も大好きな二冊^_^

前者の季語の力

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世界は“All or Nothing”でなくていい:第十回百年俳句賞

世界は“All or Nothing”でなくていい:第十回百年俳句賞

本年の最優秀賞は
「脱ぎ捨てて」箱森裕美氏

全応募作品は下記HPで閲覧できます(氏はNo.40)
https://www.marukobo.com/50ku/oubo.html

同じ結社・炎環の箱森氏。
おめでとう! なんだけど
それ以上に「埼玉文学賞」から間を置かず
2つめの受賞。す、すごすぎる(^^;
年末に見事な言葉の大花火☆

受賞作品から感銘句を中心に。

 既に百年の昼寝となりにけ

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翼ある者:俳句とは、賞とは

翼ある者:俳句とは、賞とは

俳句賞の一つ「北斗賞」
既にご存知の方も多いかと思いますが
2020年は同じ結社・炎環の
西川火尖氏が受賞しました!
おめでとうございます!

先日、noteでご紹介した
箱森裕美氏に続く快挙☆
受賞作は12月発売の
『俳句界』1月号に掲載予定。
今から読むのが楽しみです!

その西川氏が結社の賞「炎環賞」に
本年挑戦し、受賞には至りませんでしたが
「みらい賞」を獲得しました。
以下URLに作品お

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