相場と私

相場と私 2019/02/28

▪️相場

今週は気分がブルーだ。負けてるからじゃない。利益は確保してる。「含み益」だ。この「含み益」を「現ナマ」に変えるのが「利益確定」だ。どこで売るのか。先週からSTOP高を3連続放ってきた「アンジェス(4563)」をまだ持ってる。3桁の下の方から乗って来た銘柄だ。

持ち株はSTOPを三日続けて暴騰し、12/末の300円代から1340円まで上がった。含み益も3桁になる手前まで行った。巷では株価は「5,000円は硬い」「10,000円は行く」などと「お花畑」状態の日もあった。

あなたはこう言う状況の時、どう判断しますか?

つい、自分も夢見がちになり・・「株価が10,000円なら利益が・・・・」と電卓を叩いてしまう。「仕事辞めようかな・・・」とか思ってしまう。

しかしどうだ、現実は甘くない。そんな一本調子で上がるわけはない。昨日、本日と3桁の下げを食らってる。チャートを見れば明らかで、5日線から相当離れてる。必ずこの調整は入る。これは、ほぼどんな株でも。

さて、その時、あなたはどうするか?「パッと、利確出来ますか?

それが「すっ」と出来る人は相当、現実的で夢を見ない、現実を生きる相場師と言えます。私はと言えば、まだまだ若輩者。「多少の下げを待って、株価はまた上がるはず・・・」と思い、売ってません。

昨日、今日との下落は凄まじいです。1340円→916円まで落ちてます。424円の値幅。10,000株持ってたら424万円の利益が消えます。

何が難しいって「1340円の時に916円まで落ちる事を想像する事が出来るか?」っと言う事。これを想定できた人は1340円で一旦。利確するのが正解です。

欲張った素人は「いや、戻すはず・・」と自分の希望に傾いてしまうのです。相場は「貴方の希望」では動きません。生き物ですから・・巨大な資金を持った主達が仕切っていて、百選練磨で一般素人をふるい落とします。ヤクザな世界です。ビビらせまくりです。そんなこんなで本日は直近高値から430円下げて、980円で終わってます。夜間取引もさらに下げて950円位で取引が続いています。

さて、明日以降はどうなるのか、私もある金額まで下がるようなら一旦、利益確定せざる得ないです。今でも遅い位です。上か下かは明日相場が始まるまでわかりません。

でもこの銘柄は近い時期(5月〜8月)には高値をとってくると思います。でもそこへは一直線ではなく、今日までのように、大きく上げ下げを繰り返し、イナゴをふるい落として、進んでいきます。暴れ牛です。それにしっかりつかまって行くのか、いいところで、手放し、下げ切ったら再び捕まりして行くか、いずれも個人の「瞬時の判断」に任されます。

「考えている時間」はありません。その時の決断が正しかった人が大きな利益を取る事が出来ます。過ぎてからは「あの時こうすれば・・・」は誰でも言えます。これから起こる事に対して「決断」を出来た人が勝てる世界です。

現時点では私は「判断遅れ」だと思ってます。これ以上の下げは利益を減らします。明日からも判断を委ねられていきます。上か下かはわかりません。

私の判断では本日は2月末日でファンドの月締めもあり、下げは予想つきます。明日からは3月なので株価は戻してくると踏んで、持っています。それが正解だったかどうかは・・これからわかる事になります。

▪️私

よくチャンスの神様は「前髪しかない」って言います。その通りです。今、この大相場に乗れたのも、この銘柄を去年の7月から見て来ているので、材料、クセ、底値を見て来ているのでわかってはいます。それが今、大相場に向かって動き出したのです。日経新聞の一面を飾り、2/26日の売買は日本で一番売買された銘柄になりました。そんな大相場の銘柄を持っています。

このまま一瞬の花火で終わってしまうのか、夢見る投資家として踏み出せるか・・の舞台に立っています。上手くこの大相場を乗りかなせたら、ここでの発言ももっと、大胆になって行くでしょう。

今はしがない弱小投資家です。この先、近日中に大相場に乗れて行くのか結論が出る事と思います。

わかったのは「みんながわかる材料」が出る前から「乗る」事です。今回はわかりやすかったです。2/20の審議会は決まってたのです。ただ、そこで結果が出るとは「半信半疑」の状態で株価も微妙な上がり方でした。私は「すぐ乗って、他の銘柄を売って、これに乗り換えました」。その後はSTOP高が3連荘です。

行動の差はその一瞬です。入るのは出来たのですが、抜けるのが難しい。買ってから売るまでが相場ですから。

明日も続きます。



この記事が参加している募集

コンテンツ会議

気に入って頂けたら、サポートをお願いします。頂いたもので、記事のネタに投資し、更に記事が濃くなって行くように、努力していきたいと思います。