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育児は育自。おむつなし育児を通して鍛えられたチカラ。

育児は育自とはよく言われるものです。

子育てを通して、自分を育てる。日々思い知らされています。おむつなし育児をしていても、これは親が育てられていると感じることがあります。

子どもを観察する力

おむつなし育児で大事なことの一つは、子どもを観察することです。今、おしっこしたそうかな。うんちが出そうかな。まだ自由に話せない赤ちゃんの身体的欲求を観察します。わかりやすいサイン(泣く、もぞもぞするなど)が出る子もいますが、我が家は全然でした。

それでも、毎日毎日よく見ていると、かすかな表情の変化やしぐさに気付くようになりました。排泄以外でも観察する力がついた気がします。

たとえば、自分でやりたい時。

1歳6ヶ月の今こそやりたい!という要求を強く出してきますが、少し前までは全く出しませんでした。ですが、娘を見ていると、よく分かるように訴えていなくても、あ、靴下を自分で履いてみたいんだな、スプーンを使ってみたいんだなと分かるようになりました。自分でできないだろうから、とつい親がやってしまいがちなことも、自分でやりたいという気持ちを汲んでやることができるようになったと思います。

家の中を整えようと思うようになる。

子育てとは関係ないですが。。

おむつなし育児だと、お漏らしで家が汚くなるんじゃないかと思われるかもしれません。確かに、余裕がある時はおむつを外して過ごさせているので、油断するとお漏らしされます。ですが、それは拭けばいいだけ。掃除グッズを常備しておけば問題ありません。むしろ、すぐ掃除できるように床に物を置かなくなり、物も減りました。物が少ないので日々の掃除機がけもとても楽です。紙おむつも一パックあれば十分なので、収納の場所もとりません。

失敗ではなく経験と捉えられる

おむつなし育児のデメリットとして、親の手間が増えるということが挙げられます。子どもを常に観察して、時にはお漏らしされるので、掃除して、、布おむつを併用すれば洗濯もしなければいけません。でも、お漏らしを失敗と捉えるのは大人だけではないでしょうか。排泄が自立していない赤ちゃんにとって、パンツを濡らしてしまうことやお漏らしをしてしまうことは『経験』であるはずです。そう考えられるようになると、子どもは『できていない』のではなく『挑戦中』と思え、見守ることができるようになりました。

同じようにおむつなし育児をしていて、娘と月齢が近いお子さんの中にはほとんどおまるで排泄できるようになっている子もいるようです。でも、それを見聞きしても以前より焦らなくなりました。娘は今、『挑戦中』。彼女なりに頑張っているから。

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