買い物のこだわりが変化した出来事

この記事はnote×東芝テックの
お題企画「#買うときのこだわり」に
参加するものです。

バイク乗りになってから
買い物の仕方が変わったように思う。

以前の私は
いわゆるプチプラなものが好きで
100円ショップや
ファストファッションを好んでいた。

季節ごとの流行りものを安く買い、
ワンシーズンで消費するから、
衣替えのときには
ほとんどの服や小物を捨てる。

一方、時代はSDGsだとか
リユース、リサイクルだとか
私の消費行動と真逆の方向に
向かい始めていた。

そんなころ
私はバイクの免許を取り、
一生大切にするんだという思いで
一台のバイクを購入した。

バイクに乗るにあたり、
最低限必要なのがヘルメット。

自動車学校では
貸し出しのヘルメットを使っていたので、
バイクを契約してから
ヘルメット選びを始めた。

バイク用品のお店に行くと、
いろとりどりのヘルメットが
所狭しと並んでいた。

値段も数千円のものから
数万円のものまでピンキリだった。

あれこれ試着したものの、
あまりに選択肢が多すぎて
この日は決めることができなかった。

帰宅してから、
ネットでヘルメットについて調べてみた。

やはり安いものには安いなりの理由があり、
いざというときに命を守るには
作りのしっかりしたものを
選ぶ必要があることが分かった。

また、形によって守られる範囲が違うこと、
長時間着用しても疲れないもののほうが
使い勝手がよいことなども知り、
デザイン性だけで決めるのは
得策ではないと感じた。

こうして手に入れたのが
今使っているヘルメットなのだけれど、
調べて考えて買っただけあって
つけ心地がよいし、
決して安くなかったぶん
お手入れしながら大切に使っている。

それからというもの、
私は普段の買い物においても

本当に必要なものなのか

長く大切にできるものなのか

価格に見合った価値を感じているか

を気にするようになった。

古くなったものを買い替えながら
少しずつ「こだわって選んだもの」が
増えていく。

そうやって選んだものたちは
愛着も持ちやすい。

また、お気に入りに囲まれて
生活するのは気分も上がる。

きっかけは小さなことだっけど、
私の中で「買うときのこだわり」が
大きく変化した出来事だった。

最後まで読んでくれて
ありがとうございます。