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”こころは命”

いつも私の体だけなく心までもを整えてくれる、
色んな意味で恩人の整骨院の先生からの言葉。

私にとってメンターのような存在の先生の言葉は
いつも多くの気づきを私に与えてくれる。



「誰かの命のために頑張っている人には、無理をしてほしくないんだ。」
そう、優しくあたたかい言葉をくれた。

ここで先生のいう命とは、単に体のことだけでなく、
誰かのこころや人生を含んでいた。





この言葉を聞いて、自分を失いかけた5年前、
オーストラリアにいたあのときを思い出した。

最愛の人との別れを覚悟し、帰国を決断した私を今では誇りに思っている。

当時は自分の立てた目標やゴールからの”逃げ”
そんな風に思い、自分を責めていた。

苦しさやつらさ以上に、
生きた心地がしなかったあの頃。
こころは何も感じなくなっていた。


”こころが命”であることを当時の私のこころは知っていた。
でも、私の意識は気付けていなかった。


完璧主義で他人にも自分にも厳しかった私は
自分に優しくすることも、
逃げ道を作ることもできなかった。

”自分で決めたことはやり通す”
常にその思いで行動していた。

何かを成し遂げなければ、自分を認めることができなかった。

”逃げ”と認めてしまう怖さもあった。
自分のことがもっともっと、嫌いになりそうで怖かった。


色んな感情が入り混じり、
どんどん自分を追い詰めていた。


ー苦しい。


逃げ場のない場所に閉じ込められている感覚だった。





そんな私を救ってくれた親友の一言。

「もういいんだよ。このままそこにいたら自分を見失っちゃうよ。
このまま自分を見失う前に、一度帰っておいで。」


自分で自分を大切にできなかった当時の私に、気づきをくれた親友。
彼女には心の底から、感謝してもしきれない。



あの時、私以上に私のことを大切にしてくれる存在がいたこと。
親友と電話をしていなければ、あのまま私はどうなっていたのだろう。

生かされた瞬間だった。


親友からの言葉を自分が自分にかけてあげられていたら、
帰国することも、どんな決断も、
どんな自分でいることも自分に許可できていたら、
どんなに楽だったろう。



幸い、私には私を大切にしてくれる人がいたから今こうしてここにいる。
生きている。
その親友だけでなく、これまで本当に多くの人の助けや支えがあった。




まず、自分。
自分を大切にすること。

これがいかに大切なことかを気づかせてくれたコーチの存在、そしてこれまで関わってくれたすべての人との出逢い、支えによって今の私がある。
だからこそ、私もそれを返していきたい。




自分で自分のこころを大切にできるように。
あなたの命はあなたにしか守れないから。

あなたのこころが幸せを感じることが
あなたの大切な人たちにとっても嬉しいんだ。
喜びであり、幸せなんだ。



自分のこころ(命)を守るためにも、
自分を大切にすること。

あなたのこころが愛と調和で満たされること。

そしたらあなたの愛も光も周りへと広がっていくからね。




With love and gratitude





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