見出し画像

消えゆくウミガメ

とても綺麗な平塚の海🏖️

平塚海岸は観光化されていない分、
自然の景観がそのまま残っています。

とても美しい平塚砂丘の夕映えは、
市民によって選ばれた
"平塚八景"のひとつになっています。

私も知らなかったのですが、
なんと絶滅危惧種であるウミガメが
平塚海岸に産卵にやってくることがあるそうです🐢

どうして平塚海岸なのかというと、
近くの国道を走る車のヘッドライトや近隣の住宅の光を、海岸樹林帯のクロマツや常緑広葉樹が遮るからなのだと言われています。

ひとたび樹林帯の中に入ると驚くほど静かで、
すぐ横を走る国道の騒音もほとんど聞こえない場所。

人間が自然を破壊し続けたため、数少ないそんな場所を選んでウミガメは新しい命を産み落とします。

そんな美しくて、神秘的な森林を
平塚市は伐採しようとしています。

龍ヶ丘プールの跡地に加え、
更に広範囲の森林を伐採して開発しようとしています。

伐採してしまっては、
美しくて、虫や動物の棲家になっている森は
もう2度とは戻ってこないです。
軽々と人間が伐採していいわけないです。

そうしてまで森林伐採伐採に
踏み切るというのには、
さぞ大きな理由があるのでしょう。

人を集めるための開発?
大規模駐車場を作る?
バーベキュー場を作る?
コンビニを作る?
らしいです。

市民の税金10億円が投じられ
市民のための施設ではなく
積水グループによって管理される
事業者の収益施設になるようです。

専門家によると、
森林がそこにあることで海から吹きつける強風を弱め、また風に乗ってやってくる砂、塩を防ぐ減災効果や台風の際の高潮や津波を減災する効果もあるということです。

震災が起きた際に津波を減災してくれると
期待されている海岸の樹林を市民から奪ってまで開発が本当に必要なのでしょうか。

市民の暮らしや命よりも
お金が大切なのでしょうか?

私たちの暮らしや命を守る
" 海岸の自然を子ども達の未来に残したい "
という市民の声は一切無視されてしまうのでしょうか。

平塚市長が一体
どのような決断をするのか楽しみです。

市民の暮らしや命よりもお金を
優先する市に住みたいと思いますか?

市民の犠牲の上に成り立つ商業施設に
遊びに来たいと思いますか?

私は思いません。

私も先日森林伐採運動に参加しましたが、
朝から70名ほど集まっていました。

森林伐採反対運動に来てくれていた
平塚市議会議員さんは1人だけでした。
こういうとき、選挙の大切さが浮き彫りに
なりますね。

絶滅危惧種であるウミガメが産卵にやってくる
美しい海岸。

市民の命を災害から守ってくれる
防災の役割を担う海外沿いの森林。

私たちが止めなければこの先の未来に
いくら後悔しても遅いです。

人間の一時的な欲のために、
一部の人が得る利益のために、
失われないことを、切に願います。

こういうとき、
声をあげて反対できる
自然療法家でありたいです。

励みになります♡♡ ありがとうございます♡これからも環境や健康についての 投稿をしていきます^^