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英語の話せない私がアメリカでバイリンガル育児4

自分の力で買い物に行くにはまず運転だ。
都内にすんでいた私は免許は持っていたが、身分証明代わりで、運転経験はほぼなかった。

カリフォルニアで暮らしていたタウンハウスの前の道路は7車線。初心者には難易度が高すぎる。

まずはタウンハウスの敷地内で練習。
そして主人を乗せて練習。
とにかく怖くて、どこを走っていいのかわからない。車線変更もできない。左折ができない。

慣れるまでは道順を全て確認して、車線変更もなるべくしない道を探してから行っていた。

そんな私もようやく1人で買い物へ行けるようになり、英語の世界との関わりができた。

話しかけられてもただ笑顔でthank youとだけ返す日々。相手の人に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

突然だが、息子のまつ毛はアメリカ人が驚くほど長く濃い。

“OMG! Look at his eyelashes!!”
まつ毛に関して触れられない日はなかった。

なんて返せばいいのかわからない。
ある日、つけまつげバサバサのおばさまに
“I’m so jealous!! It’s not fair!”そう言われた。
たしかにーーーー!こっちはお金出してマスカラ買ったりつけまつげ買ってるのにナチュラルにバッサバサ。

それ以来まつ毛に触れられるとつけまのおばさまに言われたように返すようになり、それは鉄板でウケた。

おばさまに言われたことをまるパクリ。
それでも現地の人に笑ってもらえる、それだけでも成長した気がした出来事だった。

なかなかタイトルと違うないようになってしまってるけど、だんだん育児の話になっていきます。。


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