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推し始めて3日の新規が推しとツーショを撮った話 -ONEUSに沼って-

新規ながらに11月中4回ONEUSに通った私の感想をコンサート、リリイベと分けて綴っていこうと思う。

コンサートを見て


突然めちゃくちゃONEUSにハマった母が突然ハワイから来日してきて突然わなすのコンサートに誘ってきた。けーぽっぷ全盛期であるこのタイミングに、こんなに簡単にけーぽっぷのライブに行けるなんてラッキーだなと思いながら軽い気持ちでコンサートに行ってみた私だが、始まる前には既にペンラを買っていたし終演後には涙を流しながら流れるようにランダムステッカーを買っていた。ゴニチャンが2枚でた。母にあげた。

コンサートの感想を全部書いてしまうと収まりきらないので印象に残ったことだけを書く。
そもそも私は世界的に人気な王道すぎるアイドルは心から熱中して推せない傾向にあるので、ひたむきに無料リリイベや小さい箱での日本公演をやっているONEUSには最初から好感を持っていた。コンサートが良かったらハマってしまうかもなーくらいの気持ちだったが、そのコンサートがあまりにも良かった。

何が良かったかと言うと、曲、歌声、ダンス、パフォーマンス、コンセプト、表情、顔面、演出、全てが良かった。開演1時間半前にメンバーの顔と名前を覚えて、30分前まで呑気にオニオンスープを飲んでいた私でも、公演が終わった頃には彼らの熱い思いとか純粋な表情に胸を打たれて涙が止まらなかった。シオニ。結婚しよう。

間違えた。とにかく競争率の高い韓国の中でもONEUSのパフォーマンスはトップレベルといっても過言では無いし(韓国に詳しくないので特にソースはない)、曲がキャッチーで惹き付けられるのですぐ覚えることが出来たしコンサートは何もかもが完璧だった。こんな誰が見ても明らかにすごいアイドルたちがわざわざ日本に来てくれたのに、こんなに小さな、代々木体育館の裏の小さなホールで公演をしていることがただただ不思議だった。しかし新規がそんなことを思っていても、メンバーは「こんなに大きい会場で沢山の人に来てもらって、すごく嬉しいです」「今日はわざわざ韓国から僕の両親が来ています。どこにいますか?」なんて言うもんだから清すぎてその時点で既に涙が出てきた。出会ってまだ数時間しか経ってないが、彼らを守りたいし世界に連れていきたいと思った。

どうやらこの日本公演の1週間半前にメンバーが脱退したらしいというのは聞いていたが、突然脱退が決定したので残ったメンバーは公演1週間半前に脱メのパートを急いでカバーしないといけなくなったり、フォーメーションを全部変えたりしないといけなくなったので泣きながら猛練習したという話を終演後に聞いた時はもうONEUSが5人の小さなうさぎかひよこか何かにしか見えなくなった。ひよこ達を、守りたい。

リリイベ


そんなこんなでONEUSの魅力にすっかり虜にされた私は、ONEUSにもあのリリイベなるものがあると知り、急遽平日の授業を全休し母と一緒に横浜へ向かった。母は狂っているので、まず息を吐くようにCDをコンプリートしサイン会×1、ツーショ会×1を引き換え、なんとサイン会は母の推しのゴニチャン、ツーショ会は私の推しのシオンチャンを引き当てたのでなんとツーショ会の権利を私に譲ってくれた。なんということだろう。リリイベの様子を見に行くだけのつもりだったのに急遽推しとツーショを撮ることになってしまった。沼落ち3日目にして推しとツーショを撮るなど聞いた事あるだろうか。

まずリリイベのミニライブを見た感想としては

これではONEUSの魅力が全く伝わらない………

だった。

ステージの小ささとか安っぽさとか、そういうものはまあリリイベならではのクオリティとしてどうしようもないとしても、せっかくメンバーマイクを付けてるんだから生歌で歌うことはできないんだろうか…

私がコンサートに行って心から感動した理由の1つがボーカルだった。ソホの歌声はすごく綺麗な上に澄んでいて、一声で会場全体を包んでいて、安定していて、とてつもない安心感だった。ファヌンチャンだってゴニチャンだって歌が最高に上手だし、イド氏の低音ラップなんか痺れちゃうし、シオンチャンなんかわざわざ説明も要らないくらい存在そのものが神々しいじゃないか。あの天才的なお顔を見ろ。語彙力がどうしようもないがみんな歌が上手くて最高だった。なのにリリイベでは曲も2曲のみ、肝心のミニライブは音源を流しているだけでイマイチ迫力がない。これでは顔のいい韓国人の男達が突然日本のモールに現れて小さなステージで踊り始めただけになってしまっている。

肝心のツーショ会の感想はというと、並んでる時点で既に推しの顔がそれはそれはめちゃくちゃ近くに配置されていてあまりの距離感に脳がバグを起こしてしまったので、正直よく覚えていない。推しとツーショを撮れる喜びよりも、目つぶっちゃったらどうしようとか、1000年に一度の美少年である推しと隣に並んで自分がかわいく映るわけないだろとか、そういう不安しかなくあまり心臓にはよくなかった。
結局ちゃんとツーショは撮れたし手汗びっしょりになりながらお話もできたし推しの顔はもちろんのこと私もそれなりにかわいく映っていたのだが、一通り発狂して冷静になった後に思ったことが1つ。

なんか地下アイドルのチェキ会みたいだな❓❓❓

諸々の事情で何度か地下ドルに通ったことがあるのだが、わなすがリリイベでやっていた特典会はシステムからファンサから空気感から何までまさに地下アイドルのそれだった。
間違いなく世界で通用するあのパフォーマンス力、顔面、大手事務所、爽やかさ、清らかさ、愛くるしさ、その他諸々の森羅万象を兼ね揃えたわなすが日本のモールの真ん中で地下アイドルと同じような活動をして終わっていいわけがなくないか⁉️⁉️⁉️ 心の底からそう思った。こうやって推しと、言ってしまえば簡単に、写真が撮れたりするのはオタク側からしたら間違いなく良い事だが、推し側、グループ側の今後を思えば一流アイドルにずっと写真を撮らせ続けるのは果たしてどうなのだろうかと少し、いや結構不安になった。

それからこれはきっと会場によってその都度ルールが違うのでなんとも言えないが、クイーンズスクエアの回では事前抽選の当選者以外は1階で見てはいけないので2階での観覧のみという謎ルールが存在しており、そのおかげでただでさえ大きな柱があって視界が悪い2階はほとんど密集したファンで埋まってしまってたまたま通り掛かった人は音がかかっていてもONEUSを人目見ることもできないような状況になっていた。

恐らくリリイベの目的の1つはモールなどの一般の人の目に触れるところでパフォーマンスをすることで名前を知ってもらったり新規を獲得するためにやっているのだと思う。だとしたら歌声で惹き付けることも出来なければ混みあっていてあまりONEUSも見えないこのリリイベの状況は新規獲得とは程遠いように感じた。そんな状態で「12000円払ってCD買えばツーショ撮れます」と言われて衝動的にCDを積む人は少ないんじゃないだろうか。
この時私は思った。ONEUSの良さを知ってもらうにはモールを通行してる一般人全員をONEUSのコンサートに呼び込むか、ONEUSが全国のモールでコンサートばりのクオリティと尺で通行人を魅了するしかない。多分どっちも無理。

とにかくこの中途半端な尺、クオリティ、運営ルール、特典では同じファンがリピートして積み続けるだけで、根本的な解決とか進展には繋がらないんじゃないか?多分こんなこと全トゥムンが既に毎秒ヒシヒシと感じていることなのだと思う。新規が出しゃばってごめん。

そして大大大大大前提にモールで見世物みたいな感じで無料でパフォーマンスをしているのはあまりにもONEUSに似合わない。絶対にめちゃくちゃデカいドームでやるべきだし、チケットは全部売り切れになるべきだし、世界から歓声を浴びるべきだ。
それと同時に、本当にそうなった例を知っているので(BTSなど)、そのレベルまで行ってしまうと「もう私からの応援とか支援はなくてもやっていけるよね…」と謎に敗北感を感じてしまい降りてしまったりするのがオタクのめんどくさいところだ。推しが比較的マイナーなうちは謎の独占欲と母性に駆られ「私が育ててあげるんだから😤✨」と意気込んでいたりするが、結局、こうなって欲しい、と推しに理想を押し付けているうちが1番楽しいのかもしれない。

話が逸れたが、とにかくリリイベに何度行っても少し切なくなってしまい、やはりコンサートのあの感動は得られないことがわかった。近すぎてもイマイチ興奮しない。与えられすぎても困る。絶対に会えない、接触なんかできないと思っていたような人と100年に一度くらいの確率で会えたりするからやっぱりオタクは興奮するし楽しいのでは無いのだろうか。などとまた色々オタクとアイドルの関係性について考えさせられた。ONEUSは近ければ近いほど、ではなく遠ければ遠いほど良い、という世にも珍しい生粋のアーティストだということがわかった。あと韓国語が話せるようになりたい。あとシオニが大好きだ。髪が長いシオニはもっと大好きだ。あとイドンジュも大好きだ。あとBlack MirrorとLunaとSame ScentとMermaidはガチの神曲だ。とにかくどんな仕事もひたむきに頑張っていて精一杯日本語を喋ろうとしていてとにかくかわいい5人は愛おしい。わなすに幸あれ。以上。

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