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MLB全30球場30日連続観戦 07.MIL観戦

5/25(木)、前日のシカゴから列車ですぐに到着した、ミルウォーキー。
7球場目、ミルウォーキー・ブリュワーズ(MIL)のAmerican Family Fieldです。
相手はジャイアンツ。

到着

ミルウォーキーの中心街からは18番のバスでNational + Miller Park Way下車、1kmぐらい徒歩です。

海外の路線バスに乗る時は、間違ってないか常時不安

歩いていくと、広大な球場の駐車場を通ります。駐車料金の看板があったので見てみたら

平日でも$25(4000円弱)・・・

同リーグ同地区で、シカゴからだと車でも1時間ちょっとで行けるライバルのカブス戦だけは、常時土日料金になるようです。

今回初の屋根付き球場です。MLBで4番目に北にある球場で、単純に緯度だけで言えば札幌とほぼ同じです。5月でもナイターとなると割と寒いです。

Milwaukeeですが、街の略称はMKE、球団の略称はMIL

ネーミングライツのAmerican Familyというのは保険会社なんですが、日本でもおなじみで個人的にも加入している保険会社Aflac(American Family Life Assurance Company of Columbus)のことかと思ったら、別の会社らしい。紛らわしすぎるwww

命名した会社はここウィスコンシン州に本社があり、Aflacはジョージア州(正式名称の末尾に入ってるColumbus市)だそうで。しかも前者の方が歴史が長く、後者がAflacと略称を使用してるのは後発だからなのもある?

この球場は円の1/4の扇形のような形になっており、角度によって見た目が全然違います。円弧に沿って屋根がスライドして開閉する仕組みです。

Google Earthから引用
曲線と直線の角

入場

最安席が$9.5(約1300円)という今となってはNPBでもなかなかないレベルの激安席があったので、買ってみた。基本的にはくそ高いMLBではあるが、やはりピンキリなとこもある。今回の30球場の中でも最安。その結果・・・

さすがは激安席

見切れにもほどがあるやろ・・・内野こそ全域見れるが、外野はレフトだけ、ビジョンも見えない。で、この左側の小屋は何かというと

Bernie Brewerおじさん
ビール樽マン?(正式名称調べてもよく分からず)

キャラクター2人の家らしい。しかもこの小屋、すべりだいが付いており、ブリュワーズの選手がHRを打つとバーニーブリュワーおじさんが滑り降りる…のだが、この日は結果的にホームランが出ず残念だった。

小屋の全景、すべりだい

試合展開

正直両チーム知ってる選手がほぼいない組み合わせになってしまって微妙なのだが、ブリュワーズの4番イエリッチは、MLBのスター選手ながら日系の血も入っており、かつてWBCの日本代表に呼べないものかと接触があり、本人も乗り気だったりしたことがある。
(結局、本人も呼ばれないと思っていたアメリカ代表から声がかかった)

かつてのスターもさすがにもう衰えてきてはいる

あと、7番のテレスは110kgの巨漢で、5年ぶりに盗塁を決めたときは全米で話題になるなどした。大差になった試合の終盤ではマウンドに上がってその時もネタとして大変盛り上がったそうな。(なお写真撮り忘れてた無能)
そしてこの人、今年WBCメキシコ代表としてあの準決勝日本戦でもスタメン5番でした。ろーき君らに無安打に抑えられたけど。

球場BGMに昔のマリオの音声が使われていたのが面白かった。三振では死んだときの音楽が鳴るなど(このブログに直接動画を上げることはできないため、当時の自分のツイートで失礼)

結局ホームのブリュワーズは散発4安打で完封負け。ホームランを期待していたがそれ以前の問題だった。

アメリカで●のBSO表示は少数派

なお、BOXスコアの右側、R H E(得点、ヒット、エラー)のさらに右側にもう一列「LOB」という欄があるが、これは残塁という意味だった。なるほど、嚙み合わない残念な攻撃をしてたかが安易に可視化できるわけか。

帰り

試合後は屋根が開いていた。日本のどっかのドームと一緒だ(あっちはホームが勝った時しか開けないけど。てかNPBで屋根が開くのは1つしかないか)

寒いからもし試合中開けられたら困ってた

夜はバスの本数が短く、1hに1本しかなくなるようで、ギリギリで逃してほぼ1時間待ちとなってしまった。まぁこの後夜行バスで余裕もあるから被害は少ないけど。

そして、橋のたもとに隠しておいたキャリーケースも無事回収。よかった…

スマホライトで照らしてるだけで実際は真っ暗です


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