狙うべき開発テーマ　～NFT編～

　こんにちは！元中小企業弁理士のnabです！本日は、「狙うべき開発テーマ～NFT編～」というテーマで、お話していきたいと思います。

　今回も写真はみんなのフォトギャラリーから頂きました💦echicaさんありがとうございます😊

①解決すべき課題

　
　特許公報には、「解決すべき課題」を記載する欄があります。特許を権利化するにあたっては、考えた発明が、何らかの課題を解決していなくてはなりません。

　一般的に解決すべき課題がありふれているほど、特許の取得は難しくなります。一方で、解決すべき課題が従来にないものであるほど、特許の取得はしやすいです。

　あと、あたりまえですが、課題がありふれていようがいまいが、基本的に、開発ニーズがなければ、ヒット商品は生まれません。

　知財観点からすれば、ヒット商品を開発競争にさらされるのを回避しながら、商品やサービスを差別化するためには、「従来にない課題」かつ「開発ニーズ」があるテーマにチャレンジしていかなくてはなりません。

　以下マトリクスの青丸ゾーンを狙っていくことで、開発した商品やサービスは、特許で他社との差別化を比較的容易に図れることになります。

開発ニーズと設定課題のマトリックス

　今回は、NFT分野で、特許を抽出、課題別に分類して、さきほどのマトリックスに当てはめていきたいと思います。