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占いと、読書と、応援メッセージ♪

しいたけの小さな開運Book 著者:しいたけさん

中高生ぐらいから占いを見るのが好きで、新聞に毎週掲載されている占いを読んでいました。2行ほどのスペースに書かれた内容を読んだ後、家族に「今週はこうなんだよ」とイチイチ報告していたら、「言わんでいいから」とそっぽを向かれ、世の中の人は占いが好きではないのかなと思っていました。しかし、私がいないところで母親がこっそり占いを見ていたと後で知り、「やっぱり見てたんじゃん」と笑ってしまいました。🤗

大人になっても星座占いは時折見ていて、最近はしいたけさんの占いが気になっています。

細かい心理的な描写の説明と、実際にあるような身近な例を挙げて応援メッセージで締めくくる構成が抜群で本書は、カラー心理学から見えてくる「18のパターン」を紹介し、その人の運の開き方を解説しています。

私に当てはまるカラーは、3種類ほどあるのですが、そのうちの1つのカラーがフフフと笑ってしまうようなキーワードが書いてありました。

「渋すぎる趣味を持っている」
「中身はおっさんだよねと言われる」
「実はかなりの隠れオタク」

最後の応援メッセージは、大幅に抜粋すると、「ちゃんと好き嫌いと夢を持つこと」と書いてありました。
このメッセージ、腑に落ちるなぁ。。。😉

ちょっと話は変わりますが、占いのメッセージではなく、直接人からアドバイスを受ける時があります。
すんなり受け入れる時と、なんとなく違うなと感じることがあるかもしれません。

後者のような時は、どうすればいいか。
しいたけさんはこのように言います。

アドバイスをくれた方の顔を思い浮かべて「ありがとう」と言います。
その上でアドバイスはスル―することも大事。
それを実行するかどうかは、私の人生だしね、と。

それから、もう1つ。
おわりに書いてある言葉が私とまったく同じ。

現実に対して少しのあいだだけ「さようなら」と「ただいま」ができる特別な時間は、今のところ僕にとって読書だけなのです。

「おわりに」より

思いがけず、しいたけさんの本を読む定義を知ることができ、しいたけさんのやさしい心遣いがギュッと詰まった1冊でした!


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