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こころのメンテナンスをする、本が置いてある場所

ふと思い出す言葉があります。

小学校低学年の時に児童館で夢中で本を読んでいたら、児童館のお姉さんに「本が好きなんだね。ねぇ、本の漢字は知ってる?」と話しかけられました。

「本の漢字?うーん、わかんない」
「そっか、こう書くんだよ」と紙とペンを持ってきて漢字を書いてくれました。

漢字ペディアより


「1本、2本と全部で5本の線があるでしょう。
1本目が本を書いたひと。2本目が編集者と言って書いているひとを応援するひと。続いて3本目が出版社と言って本をつくる会社、4本目が本屋さんで、そして最後の5本目が本を読んでいるひとなんだよ。本を読むひとはとっても大切なんだよ。だから本をたくさん読んでほしいなと思ってね」

その時にどのように答えたかは覚えていませんが、おねえさんの言葉は忘れられない言葉となりました。

もしかしたら、児童館のおねえさんは本が好きで、本に対しての想いをわたしに語ってくれたのかもしれません。

その想いをしかと受け取ったのか、大人になった今でも本に対する想いは変わらず、読書は大好きです。

そして、最近は読書感想文を積極的に書いて発信するようになりました。
感想を読んでくれたひとが、少しでも興味を持ってもらえることを願いつつ。。。

しかしながら、時代はものすごい勢いでデジタル化が進み、本屋さんは次々と閉店していきます。
アマゾンでの購入は堅調かもしれませんが、幅広い年代で本を読む時間は確実に減少していることでしょう。

必ずしも本を読んで!と無理強いするつもりはありません。
興味を持って読んでもらうのが一番です、

そのように考える人は多く、世の中ではまずは足を運んでもらうようにと、ブックカフェや文房具や雑貨のセット販売をするお店が増えています。
直近では、ひとと関わらないように無人販売のお店も。

そのような中で、わたしは本という媒体を主軸に、本を楽しむ人の世界を広げていきたいと考えています。

こころのメンテナンスをする、本が置いてある場所。

実は店舗名も決めているのです。😉

現時点での構想は、

・できれば窓から緑が眺められるような2階の落ち着いた場所がいい

・実物本は単行本、文庫本、絵本等を用意

・本のおみくじを用意

・月に1~2回は、大人向け、こども向け、親子向けイベントを開催

この中でも、一番力を入れたいのは自分の強みでもある

・キャリアコンサルタントと産業カウンセラー資格を生かして、月に数回、 
 キャリア相談や悩み相談を実施

することです。

さらにおいしいコーヒーやクッキーなどがあったら最高ですね。

大事なのは、本は読むことでこころの活気を取り戻し、癒しを与えてくれ、くすりのような役割を果たす場所にすることです。

そのぐらい、本には威力があるのです。!


いままで私自身が幾度となく、こころが弱った時に本にたくさん救われてきました。

もちろん、元気になるエネルギーもいただきましたが、救われてきたほうの確率が高いかと思います。

元気になるエネルギー3:救われてきた7

読書は、食や運動のように直接身体に与えるものではないですが、こころに大きく刺さるといつまでも余韻が残ります。

こころが強いひとには生命力が宿り、生き生きと過ごしていると思いませんか?

そこで、まずは自分自身で生き生きと過ごすことを実践し、夢への構想をさらに膨らませていきたいと思います。

今年もよろしくお願いしたします!






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