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幸せになるために目標設定をしよう

こんにちは、心理士のなべたです。

目標を設定することがなぜ重要なのでしょうか。

目標がないというのは、航海者がコンパスなしに海を渡るようなものです。

方向性を示す指針がなければ、どのように進めばよいか迷い、目的地に到達するのは困難です。

本記事では、目標設定の必要性とその具体的な方法について解説します。


目標設定の必要性

もし今の人生に満足していて幸せだと感じているのなら、わざわざ新しい目標を立てる必要はないかもしれません。

好きなことや今まさに続けられていることに対しては、特別に目標を立てなくても続けていけるからです。

しかし、自分の好きなことを明確にしたり、新しいやりたいことを見つけたとしても、そこにたどりつくまでのプロセスがわからない場合には、目標設定が役立つ場合があります。

目標を設定することで、その夢や願望に向けて具体的な道筋を描くことができます。

目標設定の基本

目標設定には三つの重要な要素があります。
それは目的、目標、実行項目です。

「目的」とは、自分が何をしたいのか、どうなりたいのかということを定めることです。

ここでは、達成可能なゴールよりも、自分の理想や願望を思い描くことが大切です。

例えば、「信頼される人間になる」「家族を大切にする」などです。

これらは何かをしたからといって達成できるものではないですよね。
家を建てたからもう家族を大切にしなくていいとはなりません。

そこで「目的」は抽象的に設定しておきます。

次に、「目標」は具体的に達成できることに設定することが重要です。

これは「いつまでにどれだけ達成するか」という具体的な計画です。

目標を立てたら、それに準ずる「実行項目」を立てます。
実行項目はいわば、目標に到達するための具体的なアクションプランです。

「今日は何をどこまで進めるか」など、具体的な計画を立てます。

これら三つの要素がうまく組み合わさることで、効果的な目標設定が可能になります。

具体的にすると実行できる

目標設定の三つの要素互いにつながっている必要があります。

目的から目標へ、目標から実行項目へと、一つが次のステップに繋がるようにすることが大切です。
実行項目をクリアすると目標が達成され、その目標が達成されると最終的に目的に到達する、という流れを作ります。

実行項目を作る際には「5W1H」(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を用いて、細部にわたり具体的に定めることが必要です。

子どもでも理解できるほど明確にすることで、行動に移しやすくなります。

人は細かく具体的な指示があると動きやすいものです。

私たち人間は時として怠けがちですが、具体的な手順が決まっていればサボる余地がなくなります。

このように、抽象的な「定性」から具体的な「定量」へ、そしてさらに具体的な実行項目へと進めていくプロセスが重要です。


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