【JICA海外協力隊】#9 240905「インスタとの付き合い方を考える」
こんにちは、JICA海外協力隊 2024-1次隊のなべみです。
本日もなべみの記事を見ていただきありがとうございます。
マラウイの公共交通機関の一つであるミニバス。
後方席には9人ほど乗れる乗り物ですが、ぎゅうぎゅう詰めに乗って定員オーバーになることが頻繁にあります。
車両はどのミニバスもボロボロで、何十年も前に日本で乗られていたような車を現地で再利用しているように思います。
このミニバスではいろんなハプニングがつきもの。
まずは運転の荒さ。渋滞にはまれば車の波をかき分けて止まっている車をどんどん抜かしていきます。
日本じゃ考えられないくらい危ないし運転マナーも皆無で最初はびっくりしたけど、今じゃそんな光景にも慣れてしまいました。
慣れって怖いですね。
一昨日はいつものようにミニバスに乗っていたら前方を走っていたミニバスに軽く追突してしまいました。
任国に来て初めての事故でした。
でもぶつかった方は車の中で軽く謝るだけでぶつかられた方も何を言うでもなくそのまま終わってしまいました。
日本だったらその場で止まって警察を呼んだり保険会社に電話したりと事故処理をするのが普通ですが、任国では事故が起こっても何もせず、何事もなかったかのように日常に戻ってしまいました。
国が違えば交通事情も全く違いますね。
ある意味こんな無茶苦茶な交通事情にも慣れてきている自分が少し怖いです。
というなべみの近況でした。
さて前置きが大変長くなりましたがここからが本題です。
今回は「SNSとの付き合い方」についての記事を書こうと思います。
今日も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
任国にいる自分と日本にいる友人の近況
皆さんはSNSで友人の近況を見ることがありますか?
私はあります。なんなら暇さえあれば毎日インスタの投稿を見て友人の近況をチェックしています。
ですがインスタで友人の近況を見ているとどこかモヤモヤすることもあります。
「この人は毎日幸せそうなのに自分といったら…」
「この人には素敵な彼氏・彼女がいて幸せそうなのに自分は独り身で寂しい…」
「この人はちゃんと仕事で成果を残しているのに自分はまだ何も成果を残せていない…」
SNSを介した友人の近況が自分との比較の対象になってしまう。劣等感を覚えることもしばしば。
特にインスタは他のSNSと比べても劣等感をより感じやすいように思います(私はね)。
なので極力自分の心を守る意味でも、私は写真の投稿だけを見るようにしてストーリーは全く見ていません。
本当はそもそもインスタ自体を見ないのが一番いいんでしょうけど意志が弱くてどうしてもインスタを開いてしまうのが実情です。
ではなぜインスタで他の人の近況を見ると劣等感を感じやすいのでしょうか?
今回はSNSの中でもインスタに着目し、インスタで他人の近況を知ることについて考える記事にしようと思います。
インスタには幸せな投稿しかない
そもそも皆さんがインスタに投稿するものってなんでしょうか?
私もそうですが、インスタに載せる内容はおそらく「自分が見られたい姿」「自慢したいこと」がほとんどなのではないかと思います。
それは今これを見ているあなただけでなく他の人も一緒です。
私自身もそうですが、人は自分のありたい姿をただインスタに投影しているだけで、インスタに上がっているものはその人の全てを表しているわけではないんですよね。
いわばインスタに上がっているものは全て作り物であり「虚像」。
でも人は「インスタに載っているもの全部がその人の全てだと錯覚」してしまうのが現実です。私もそうです。
その錯覚が自分と他者とを比較する根源になり、最終的に劣等感に繋がってしまうのだと私は思います。
リア友の近況は本当に必要な情報?
暇があればインスタを開いてリア友の近況を見る癖のあるなべみ。
でもこの行動は本当に私にとって必要な行動なのだろうか?と思うことがあります。
インスタで見るリア友の近況は今の生活に必要不可欠な情報か?
リア友の近況が私の実生活に及ぼすメリットはあるのか?
よく考えれば私はインスタで近況を知るそこまでメリットを感じられないのが現実です。
その人の近況が本当に知りたければ、個人的にLINEなどを通じてメッセージを送って近況を聞けばいい。
一対一で得られる情報の方が、インスタを通して見る近況以上に真実味がある。
でもそれでも暇さえあればインスタを見てしまうなべみ。
理屈では「インスタを見ることは無駄」とは言いつつも毎日無駄な行動を取っている。
でも「インスタを見る」という一見無駄な行動をする自分のことも肯定してあげたい。
無駄だらけの毎日です。
あとがき
本日もお読みいただきありがとうございました。
今回はインスタとの付き合い方について自分の気持ちも含めて書かせていただきました。
人のことを言える立場には全くありませんが、今回このような記事を書いて、リア友の情報・近況とはうまく距離を保ちながら自分の心を守っていく必要があるなと改めて思いました。
いつもなべみの記事を読んでくれるあなたに感謝の気持ちを込めて。ありがとうございます!
またお会いしましょうさよなら〜👋👋👋
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