虚無ってる…

自分の中で、虚無感や空虚感は、とても気になるテーマの一つ。もしかしたら一番大きいかもしれない。今読んでる本の中で、「空虚との距離感が大事」という一節に、少々感じたので、何か書いておこうと思った。

「虚」は誰の心の中にもあると思うけれど、それは時に大きくなったり、小さくなったりするような感じがする。小さい時はそれほど意識にのぼらず、問題を感じないけれど、大きくなってその支配が強くなると、非常に厄介な問題になる。自分は基本的に、エネルギーが乏しい。鬱的になりやすい、疲れやすい、無気力状態に陥る、その原因がその「虚」にあるんじゃないかと、漠然と思ってる。

昔は、妙に厭世的で、人間不信気味だった。そして「虚」に飲み込まれ、なんやかんやで、やはり病んだ。その時は、何きっかけで脱出できたのかな? たぶん、居場所を変えたことかと思う。そこで運良く、良い人に囲まれ、心を開くようになってから、世界が変わっていったように思う。

そして、ニヒリズム(虚無主義)という言葉を知り、ニーチェにたどり着く。神は死んで、無価値の世界をどう生きるか。その時に陥る「消極的ニヒリズム」はダメで、「積極的ニヒリズム」を生きろと。虚無を肯定して生きていく。重たく黒い蛇(虚無)を噛み殺せ!この無価値の世界で、自分で価値創造をして生きる超人になれ!(うっすらのニーチェ知識)なるほどー!と、なんとなく分かった気になっていた。

しかし、また近頃自分の中の「虚」が大きくなってきた気がする。頭では分かっていても、まだ不完全なのだろう。大丈夫だった期間の事を振り返ってみると、ただごまかして生きてきただけなのではないかと思った。きっと真の価値創造が出来ていないんだろう。だから弱い、ブレやすい。

「虚」は常にそこにある。そして、そのつきあい方、距離感を適切に保ってないと危うい。なかなか難しいけれど。きっと真の価値創造が出来れば、とても力強い。そうなれば、「虚」に飲み込まれることなく生きていけるのかと思った。しかし、それがまた難しいのよね…。



Jah よ! へるぷみ~ (T人T) ナムナム アーメン タスケテ・・ ☆彡(-人- ) 星に願いを・・・ らぶみーてんだー ♡♡♡ <3