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”告白”の概念の変化に驚くの巻

近々アニメ化するという「恋と呼ぶには気持ち悪い」というマンガを拝見しました。主人公を巡る三角関係が生じるわけですが、三角関係の負ける側にいる男の子が主人公に好きな男性がいることを理解した上で告白する話がでてきます。

ふられる男の子の心情としては告白して自分の気持ちを伝えたうえで自分の気持ちにもケリをつけたいというものかと私も長年思っていました。しかしどうやら違う側面もあるようですね。

告白することで相手の女の子が自分を意識しはじめるのを狙っている

一石を投じる、ということでしょうか。当たって砕けるのではなく、告白して一度ふられることも立派な戦略のひとつなのです。友達から始まった関係の場合、相手が全く意識をしていなければ確かに一度その関係を壊してしまわないと拮抗したままですよね。恋愛として好きなのにずっと友達でいるのはとても辛いですよね。

初めてお付き合いした男性と結婚した恋愛経験乏しいわたしは驚愕しました!案の定告白された女の子は告白した男の子を意識しはじめますし、その男の子のことを考える時間ができてしまった。さらに揺さぶりをかければもしかしたらがありそうです。

実は他にも読んでいた「君は春に目を醒ます」にも同じような戦略がでてきます。どちらの作品も主人公の女の子に告白してふられる男の子は男子高校生でした。今時の高校生はこんな戦略的に恋愛しているのでしょうか!?すごい。

恋愛って心理戦だなあとしみじみ思ってしまいました。三角関係の最初の優劣が最後まで続くとはかぎりませんね。

三角関係劣勢の男子が、告白することで揺さぶりをかけ、優勢だった男子に勝つという下剋上な展開も今後増えていくのかしら。。。

「ひるなかの流星」もそんな下剋上な展開でしたね。あれはびっくりしました。三角関係も奥が深いです。

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