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ひねくれたサザンファンが選ぶ、こだわりの名曲10選


だけで人々に熱狂をもたらす。

ララランド、以上にラを連呼するアーティスト。



サザンオールスターズ。

1978年に「勝手にシンドバッド」でデビュー。
1979年に「いとしのエリー」が大ヒットし、
1980年代には 「チャコの海岸物語」「Bye Bye My Love (U are the one)」などがヒット。
1990年代になると「涙のキッス」「エロティカ・セブン」「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」「愛の言霊 〜Spiritual Message〜」の4作がミリオンセラーとなり、
2000年代には「TSUNAMI」がダブルミリオンを記録。
その後「HOTEL PACIFIC」や「涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜」「I AM YOUR SINGER」などもヒットし、
2010年代に入ると「ピースとハイライト」「東京VICTORY」などがヒットした。

まさに知らない人がいない、国民的スターである。

多くの若いサザンファンと同様に、両親がサザン好きで車の中でかかっていたから、好きになった。

留学中でも「桑田佳祐のやさしい夜遊び」のためにVPN接続をしてラジオを聞き、スキあらばiTunesでサザンの昔の曲を買っていた。

今でもCDを買い、応援団の一人として躍動しているわけだが、よく聞かれる質問がある。


「サザンで一番好きな曲は何?」


地獄だ。

発売シングル55
発売アルバム15枚

この中から選べと…
しかも往々にして、世の中ではサザンオールスターズ桑田佳祐の楽曲はミックスされている。
(さらに加えれば、KUWATA BANDの曲、アルバムによって同じ曲でもアレンジ違い、アレンジャー違いがある)

そして、本人が言う限り
サザンオールスターズ名義は家族
桑田佳祐名義は愛人

なのである。

決して桑田佳祐名義である
・波乗りジョニー
・明日晴れるかな
・白い恋人
等はリストに入らない。

そんなひねくれたファンが選ぶ10選、暇つぶしにご査収下さい。

1. 夕方HOLD ON ME

曲名は、ビートルズのカバーで有名なスモーキー・ロビンソン の「You really gotta hold on me」をもじったもの。タイトルの「夕方」=You've gottaをはじめ、英語との言葉遊びがふんだんに使われている。

未完の曲。(LIVEで歌詞通りに曲が進んだことが一度もないとか)
やっぱりサザンの曲といえば
サウンドが先に来て、あとに歌詞がつくこと。

なんとなく語感がいいものを当てはめて作られてる。
そんな象徴なんだけど、ブラスサウンドと言葉遊びが最高。
歌詞が好き。


2. DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~

フジテレビのイベント「お台場冒険王2006」テーマソング。
曲中には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマイケル・J・フォックスが歌唱していた「ジョニー・B.グッド」の一節が使われている。
ミュージック・ビデオはハワイで撮影され、ストリートライブを行っていたサザンのもとに、観衆が続々と集まってくるといった内容になっている。桑田はサザンのボーカルだけでなく、ビーチで女性を口説いている監視員の役も務めている。
桑田曰くリリース直後は「シングルとしてはちょっと弱かったかな」と反省していたものの、2018年発売のベスト・アルバム『海のOh, Yeah!!』の選曲に伴い聴き直したところ、「何だか気持ちいい」「ちょっと報われたような気分」と感じたという。

サザンといえば、夏。
哀愁漂う歌詞に軽快なメロディが乗ってる。
楽しい夏と、その終わりの物静かな幕引き。
すべてが詰まってます。

2番の歌詞には、人生訓も。

歌詞が好き。


3. 当って砕けろ

デビューシングル「勝手にシンドバッド」の2曲目。
遊び心とはねてる感じがすき。

歌詞が好き。


4. ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

映画『彼女が水着にきがえたら』挿入歌。
タイトルはそのまま「日々新しいブランド・流行を追い求める女性」と言った意味を持ち、流行っているものを即座に欲しがるような、流行に流されやすい当時の女子大生の姿を風刺したものである。ただし、サビの歌詞が表している通り、こうした風潮への批判を意図したものではなく「このような部分を持つ現代の女を愛してしまう、ちょっと甘い男のラプソディー」と桑田は語っている。

LIVE必見。色褪せないデジタルとアナログの融合感。
歌詞が好き。

5. みんなのうた


LIVE必見。
YOUTUBEの冒頭、「あの日から~」は通称「約束」と呼ばれる。
サザンが30周年ライブで活動休止にした際のメッセージが入ってる。

あの日から何度目の夏が来ただろう
出逢ったり 別れたり くり返し
なつかしい 友の顔 忘れ得ぬ姿
ここにいる 幸せを かみしめて

命の 重さ 見つめて
遠い 悲しみの 果てに
涙の 数だけ人は
強くなれる かもしれない

美しい 思い出も 大切だけど
人生はこれからを 夢 見ることさ!
愛する人よ

手を振りたくなる。


6. 雨上がりにもう一度キスをして

メンバー全員出演のJAL『FLY! JAL!』CMソング。
「涙の海で抱かれたい」より先にCMで放送されており、翌年までCMソングなどでサザンが起用された。発表は2003年だが、『キラーストリート』の歌詞カードに収められている桑田のセルフライナーノーツによると、1999年9月から録音とされており、「TSUNAMI」や「この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜」などと同時期に製作が開始されていた。当初はR&Bを意識した曲調だったが、2年間の活動休止を経て、サザンの楽曲として製作が再開された後に完成形の茅ヶ崎などの地名が登場したポップな曲調に仕上がったという。『キラーストリート』ではイントロにドラム音が挿入されるなど細かなテイク違いがあるため、シングルバージョンは現在本作にのみ収録されている。

ポップな曲調に、

歌詞がすき。


7. 涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE

フジテレビ系月9ドラマ『僕だけのマドンナ』主題歌。
月9枠では1995年放送の『いつかまた逢える』の主題歌「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」以来約8年ぶりに主題歌を担当した。
サザンのパブリックイメージである夏をテーマにしているものの、桑田によるとソロ名義の「波乗りジョニー」やサザンの「太陽は罪な奴」といった曰く「能天気な夏」を歌った曲と比べると「ちょっと影がある」「黄昏てる」といい、レコーディングではこれを「垂(しず)る感」と述べていたという。
ミュージック・ビデオには小池栄子が出演しており、桑田が小池のグラビアを見た事をきっかけに出演を依頼したという逸話が残っている。なお、小池は2002年の「別冊カドカワ 独占!桑田佳祐」にて「サザンのPVに出るのが夢」と桑田へメッセージを寄せていた。また、一部ではあるが「HOTEL PACIFIC」のタイトルの由来となったパシフィックパーク茅ヶ崎が登場している。

ザ・サザンサウンドだと思う。
海。軽快なメロディに、ブラスサウンド、グロッケン。
小池栄子がすき。


8. YOUNG LOVE (青春の終わりに)

太陽を浴びたくなる。
そしてとてもビートルズ。

歌詞が好き。


9. HOTEL PACIFIC

桑田出演のWOWOW「サマーキャンペーン」CMソング。
2000年、桑田の地元である茅ヶ崎市にて行われたライブ『茅ヶ崎ライブ 〜あなただけの茅ヶ崎〜』を盛り上げるために制作されたラテン歌謡ロックである。
自身の曲としては初めてとなる本格的にダンスを取り入れており、ミュージック・ビデオでも確認することができる。MVは、サザンのメンバーがパシフィックホテルのプールサイドで開かれていたアマチュアバンドのライブに突然乱入し、ホテルごと乗っ取ってしまうという内容。ラストで大森隆志が撮影中のプールに飛び込むシーンは、全くのアドリブだったとのこと。また、桑田はこのMVの役作りで金髪にしていた。2004年発売のMV集『ベストヒットUSAS (Ultra Southern All Stars)』に収録されているが、同MV集に先駆けて公式サイトでファンを対象にもう一度観たいMVのアンケート調査を行った際、1位に輝いたためである。MVは神奈川県横須賀市にある観音崎京急ホテルで撮影された。
後述のカップリング曲がスムーズに制作されたのに対し、この曲は桑田のこだわり故に制作が難航し、アレンジ面では何度も不安を訴えて、最終マスタリングが終わった段階で既にプレスが始まっていたにもかかわらず再三に渡り手直しをしたという逸話が残っている。そのことから桑田やスタッフはアレンジ面は同2000年に行われたライブ『茅ヶ崎ライブ 〜あなただけの茅ヶ崎〜』で初めて完成版を披露できたと語っている。

LIVE必見。
もはや観音崎京急ホテルに行きたい。


10. 壮年JUMP

メンバー全員出演のアサヒ飲料「三ツ矢サイダー」CMソング。
タイトルの「壮年JUMP」は無論、集英社発行の『週刊少年ジャンプ』をもじったもので、桑田はこの部分から先に思い付いた旨を述べている。このタイトルの繋がりで後述の『週刊少年ジャンプ』でのインタビューが実現した。
この曲の歌詞について桑田は自身が敬愛し、2016年に亡くなったデヴィッド・ボウイがイメージとしてあった旨と、前述の安室の引退の影響も少なからず受けた事を述べている。また、西城の訃報が報じられたのはこの曲が制作された後であり、5月17日以前に制作されたことが分かる。また、桑田は前述する若年層がイメージしたアイドルも念頭に述べつつ、自身も少年時代に天地真理やビートルズが好きだった旨を述べ、近年でいうオタクも含めた「彼らに夢中になるファンの、今も昔も変わらない、わくわくするような心理」を描いた旨も述べている。
一方でこの曲の歌詞には、小泉今日子の「なんてったってアイドル」や桑田が敬愛するアントニオ猪木を思わせる「闘魂」というフレーズが登場したり、タイアップ先の「三ツ矢サイダー」を連想させるフレーズが存在している。なお、後者に関してはCMのコンセプトが「夏だサザンだ」と明快だったため、書きやすかった旨を桑田が述べている。

決して、定型的な「アイドル」だけでなく
尊敬する人、あこがれの人。そんな存在に対して向けられた曲だと思う。
照れ隠し的な部分と遊びのMVになってるけど、歌詞が深い。


もうこの10曲さえあれば、車内は満足です。


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