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フルーツの王様 「ドリアン」03/04


ドリアンは、野生のものも含めて、ボルネオ島には、18種類位あるそうですが、通常、果物のドリアンとして食べているものは、1種類で、それを品種改良したものだそうです。

サラワクでは、それ以外に、野生のドリアンで、「ドリアン・イス」と呼ばれるドリアンもあります。これは、一般のドリアンが、楕円形であるのに対し、小振りな真ん丸で、トゲが、針の様に尖っています。
熟しても、臭いが少なく、果肉の部分は、オレンジ色で、甘味はありますが、コクが今ひとつです。

何だかんだ言っても、落ちてすぐのものを食べる機会は、中々ありませんし、観光で訪れた場合は、時間や場所の制限がありますので、街やその近辺で食べる場合の注意事項を下記ご参考してください。

①都心の中心部で売っているものは、基本的には、駄目ドリアンが多い。

②午後より、午前の涼しいうちに食べる(通常、ドリアン行商人は、深夜の内に、奥地の方へ車で行って、ドリアンを出来るだけ沢山車に乗せて、日が昇る前に街に持ってくるので、保管状況が良い)。

③可能であれば、少し郊外の道端で売っているものは、良質のドリアンが多い。午前中で、ドリアンのトゲトゲに、葉っぱが一杯付いているのは、取ってきたばかりの可能性が高い。

④手にして、振ってみて、音がするのは、駄目ドリアン(水分が多くて、果肉のまわりの種が壁にあたる音がする為)。

⑤ドリアンの実についている茎の切り口が、シャープだと、熟す前に、木に登って、切り取った可能性が高く、熟していない場合が多い。

⑥ドリアンの下部が既に開いているものは、熟し過ぎている駄目ドリアンです。特に、中が見えているのは、駄目駄目ドリアンです。

 ⑦ドリアンの外皮に、虫が入ったと思われる小さな穴が付いている場合は、その部分は、食べれませんが、他のは、絶品の可能性が高い。しかし、全部、虫にやられている事も、良くありますので、ご注意下さい。

⑧ドリアンの品種の一つで、巨大なもので皮が厚く、開けづらいのは、料金は高いですが、非常に美味しいです。絶対に地面に置かれず、上からぶら下げられています。見るからに高級です。
 
(04/04)に続く。。。

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