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【就活】023気づいていなかった「感情」を取り出す

【就活】なべじゅんコーチの「みんな 自分らしく」 No.23

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* 自分らしく、自分の魅力を伝える就活へ*
* 第2章 自己分析編         *
*  5.気づいていなかった      *

*      「感情」を取り出す    *
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就活学生さんを コーチングで支援している
”なべじゅん” コーチです。

前回は、自分の内面をより深く知るための「臨場」の仕方を説明しました。
今日は、臨場した際に 気づいていなかった「感情」を取り出す方法を 話していきます。
 

<今日のまとめ>
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1.その瞬間にある「感情」を言葉で取り出すことで、さらに深く 自分にとっての意味(価値)を理解できるようになる。
2.言葉化するといっても、最初から短い言葉にすることにこだわる必要なない。最初は、長い文章になってもいいから、相手にニュアンスが伝わるように その時に感じ取ったことを語っていきましょう。物語だと思えばいいですよ。
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5.気づいていなかった「感情」を取り出す

皆さん、日々、色々な体験をしながら生活していますので、その体験の中で、いろんな「感情」を感じ取っています。
でも この感じ取った感情を、その都度 丁寧に「言葉化」は、していない んですよね。そのまま先に進んでいることも多いですよね。
 

1.自分の感情 に気づけていますか?


もちろん、何かの出来事を受けて、うれしい!とか、悲しい、ムカつくとか、色々な感情を日々受けていると思いますが、それを表現することができずに、なんかモヤモヤする~ で止まっていることも、実際には多々あります。
 
なので、ここで提案している自己分析では、
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① 具体的ないち場面に「臨場」することで、過去の体験(エピソード)を再び、じっくりと味わう。
 ・手法:瞬間を取り出す/10秒間のフィルムを切り出す
② その瞬間にある、「感情」を取り出す、言葉化する
 ・手法:(*今日、説明する内容です)
ーーーーー
ですから、
 
ここで狙っている ゴールは、
・楽しかった思い出なので、「うれしい!」という感情一つだけを 取り出して終わり ではありません。
「うれしい!」以外にも、もっと大事な感情が、その中にはあるんです。それに気づき、それを言葉化することで、自己認識していくことを目指しているのです。 
さあ、やってみましょう~!
 

2.その瞬間の「感情」に丁寧に向き合ってみる

では、ふか~く、自分の「感情」に向き合ってみましょう。

1)事前準備:瞬間(10秒間)に「臨場」する
下地として、しっかりと その場面に「臨場」できていることが、必要です。これが浅い、場面がブレているまま(複数の時間・場所を合わせてしまっている場合)だと、今日の工程が、上手く進まなくなります。なので、しっかりと「たった一つの場面・瞬間に【臨場】」してください。
 
この方法は、前回(第22回)で ご説明しましたので、そちらをご覧ください。


2)「感情」って、最初は つらつらと長く語ることでもいいんですよ、
その時の感情は? と聞かれると、何か、短い単語で答えないといけない、と思ってしまう方もいますが、感情を示す短い単語で最初から答える必要はないんですよ。つらつらと語ることで、相手にニュアンスが伝われたいいのですから。
 
 
例1)セミ取りのお父さん
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親子でセミ取りを楽しんだお父さん。どんな素晴らしい体験だったのでしょう?

週末に家族旅行に行っていた同僚(Aさん)がいて、月曜日の朝に 旅行どうだったのかを声掛けしてみようと思いました。その時の会話です。
私  :Aさん、週末の家族旅行は、いかかでした?
Aさん:あー、とっても楽しかったですよ。色々と体験できたので
 *解説:これは、<意識領域>のまとめ「報告」ですね(色々、楽しかった ⇒場面が複数混ざっている)。だから、特定のいち場面に深く「臨場」してもらいましょう。そのための質問をしてみます。
私:そうですか、楽しかったのは、良かったですねー。
 ★その中でも、とても嬉しかったことは、何ですか?
A:そうですねー。そうそう、うちの子供(兄妹)がセミ取りが大好きなんで、ホテルの傍の雑木林を散策しながら、セミ取りをしたんですよね。
私:ほう。
A:お兄ちゃんは、自分でセミを捕まえることができるんですが、妹ちゃんは、お兄ちゃんのマネをするんですけど、セミがジジ、ジジ言うので怖くて、まだ自分では 虫かごに入れられなかったんですよ。
それが、今回はね、自分でやる!って言いましてね、何度もチャレンジして、最後は、自分で虫かごに入れるまで、出来たんですよね~♪(笑顔)
私:それは、よかったですね~♪(笑顔)
私:Aさ~ん、それを見ている時、どんな気持ちだったんですか?
A:うん、すごく 嬉しかったですね~。
私:うん、うん。
<もっと臨場してもらう。10秒間を切り出す>
私:他にも、何か感情があったと、思うんですよね。
  (ちょっと変なこと言いますけど、)例えば、そのシーンを映画だとして、一番、うれしかった!と感じた場面の 前後10秒間を映画のフィルムのように切り取ってもらえませんか?
A:10秒間か・・・ はい。
私:じゃあ、それをゆっくりと、味わってみてください
  *補足:できるなら、言葉にして、10秒間をゆっくりと描写、口で説明してもらう。4W1H、五感、セリフで言ってもらいながら。(ここでは記載略)
私:Aさん~、すっごくいい体験をされましたね。
  その時、「うれしい!」との気持ちは当然あったと思うんですけど、それ以外に【も】、どんな感情があったでしょうね? 言葉にしてみると、どんな言葉でしょう・・・?
A:うーん、・・・ なんだろう・・・?
 <自分の 無意識領域 にアクセスしている>
A:今出てきたのは、なんか、「成長してるな」という感じですかね。
私:そっかー、「成長しているな」と感じられた瞬間なんですね。
私:「成長している」と感じたのは、何がそう感じさせたんでしょうね?
A:そうですね、子供(妹)が、
今までできなかったのに、それを諦めずに 自分の力だけでチャレンジし続けて、自分でできるようになったからかな。
私:そっかー、そう感じられたんですね。
私:伺っていると、
「子供が成長した瞬間に立ち会えたから、成長しているな! と感じたし、それが実現した瞬間だから、うれしい!」ってなったんですね。
A:そっかー、そうなんですよね。
私は、子供の成長が見たかったんですね
私:そうですね、それが見れた瞬間で、よかったですねー。
 
*補足:ここまでで、その場面(瞬間)における「感情」を言葉として取り出すことができ、さらに、【自分にとっての意味】を言葉で認識できたことでもあります。これが、今日のテーマで実現したいことなんです。
 
*さらに、未来に向けて、話してみましょう。
 コーチは、Aさんにより良いことが起こるために、勇気づけをさらにします。
 

私:Aさん、よかったら、教えて欲しんですけど。
今回のように、お子さんの成長の瞬間が見れたら、素晴らしい瞬間になると思うんですが、この先の未来、お子さん(兄妹)に、どんな体験ができると、「成長したな~」と、また感じることができるのでしょうね?
 *これは、ここで回答が必要なのではなく、考え続けて欲しいとの提案の意図です。
A:確かに、そうですよね。
今話をしてみて、旅行に行って「あの時は、楽しかった」という感想を持つことだけでなく、そこで起こった事の意味を深く受け止めると、もっと大事な瞬間(家族の場面)だと、感じられました
私:そうですね、お子さんに、そんな場面を、Aさんがどんどん用意してあげて、体験してもらえるようになると、もっといい体験になりそうですね
A:いや、本当にそう思いました。話していただき、ありがとうございます。
私:いえいえ、こちらも、一緒にお話できて 楽しかったです。
またお子さんの成長が見れた時には、よろしければ、教えていただけると、ありがたいです。私も、うれしくなっちゃうんで♪
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どうですか、読んでみて、
ーーーーー
「感情」を言葉化して、その意味を自己理解することが、
① 過去の体験に より素晴らしい意味を持たす=自己認識することができると同時に、
② より能動的な行動を志向し、素晴らしい未来につながっていく
ーーーーー
と感じていただけたかと思います。
 
 
*こんな感じで、自分の「感情」を言葉化すると言っても、具体的ないち場面に臨場する手法を使う場合には、その場面にある意味合いを 長い言葉でもいいから 語ることから始めるのでOKなんです。
ですから、自分の物語として語る(ストーリーテリング)だと思ってください。
 

*さあ、読んでいる みなさんも、やってみましょう!
ご自分の過去の体験(エピソード)に対して、
Q1.過去、とても 嬉しかった! いち場面を 教えてください。
Q2.その場面では、どんな気持ちだったでしょうか? 長い言葉でいいので、その時感じていたことを、教えてください。
 

3.「感情」を言葉化するには?

上記では、まず 長い文書でもいいから「語る」ことをしました。
これを、相手に 一言で言えるように 言葉化していくことをしましょう。
面接では、「ひとことで言うと、〇〇という気持ちでした」
+「そこには、こういう意味がありました(ニーズ・価値観)」

という伝達にしないと、限られた時間で、わかりやすく、伝わっていかないですからね。
 

1)「うれしい!」しか、出てこない、見つからない時には、
しっかりと 臨場ができていると、実は、自然に、自分の中につらつらと、その時の想いは出てきてしまうものです。
なので、自然にあふれだしてくる場合には、それを丁寧に受け止め、味わってくれればいいです。
 
ただ、どう頑張っても、いや「うれしい!」の言葉しか、浮かんでこないんですけど・・・
とおっしゃる方もいます。
そんな時に、イメージを広げるために、やっている方法です。
 

■自分の「感情の小部屋」

あなたの感情が詰まっている小部屋

イメージを広げるための、イメージ誘導の方法です。
・今、あなたは、白い四角い部屋の中に立っています。ここは、あなたの「感情の小部屋」です。そこには、風船が浮かんでいます。
・もちろん、「うれしい!」という感情がありますので、部屋の7-8割は、大きな一つの風船が占めています。その大きな風船の横には、「うれしい!」と書いてあります。
・さて、床に目を向けてみましょう。床には、小さいけども いくつかの風船が転がっています。
・人間は、同時に複数の感情を持つことができるのです。
・さあ、その床に転がっている風船を拾い上げてみましょう。
・その拾い上げた風船の横には、何て書いてありますかね? (あなたの もう一つの感情です、)
などと、その場面を想像(妄想)してもらえるように、情景的にゆったりと声掛けしていくこともあります。
 

■何かに例える
場面には、どっぷりと没入(臨場)できているのに、それでも、「うれしい!」以外が、わかりません。と言う方もいます。
そんな中には、最初から、感情を一つの言葉で、言い表さないといけない、と思っている場合があります。
そんな時は、その思い込み(縛り)を外すように、声掛けしますが、なかなか外れない場合もあります。
そんな時には、アプローチをガラッと変えて、
★何かに例えてもらう、という方法もあります。
・【言葉】を探して悩んでしまっているので、【言葉でないもの】に一度例えてもらうのです。
例えば、
方法1.様々な写真を見てもらい、1枚の写真を選んでもらう
方法2.身の周りにあるものから、一つ選んでもらう
方法3.レゴブロックで、形を造ってもらう
など、
 
【言葉では言い表されないけど、イメージとして こんなものだよ】ということを、無意識的に選び、それを 物語として語ってもらうのです。
<刺激を与えることで、言語・思考ではない 無意識領域を活用する>

・写真を選ぶと、その写真の中にある何かに、自分が意味を感じ取ったから、それを選んだ(いいなと思った)わけですから、
Q.なぜ、その写真が<いいな~>と思ったんですか?
Q.それ(選んだモノ)には、どんな意味があるのですか?

と質問し、語ってもらうことになります。
長くてもいいから、語ってもらうことで、上に書いた ことと同じ効果があるのです。
 

2)え~、そもそも ボキャブラリーがないよ!
また、この自己分析をすると、やっている意味はわかるし、自分の中にある「感情」は、なんとなく気づけているんですが、最後には「感情表現のボキャブラリーがないと、言えないですよねー。」と言われることもあります。
そんな、ボキャブラリー(言葉表現)を、参考にしたい場合には、以下のようなものもあります。
 

■気持ち・感情の言葉リスト (NVC)
確かに、感情表現って様々な言い回りがありますよね。でも、自分で使っていないと、言葉の幅も出てこないし、意味もわからないまま となってしまいます。
例えば、NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)という団体が、感情表現の一覧表を公開されています。


この一覧を見ながら、今、自分が感じている「感情」は、言葉にすると、どれなんだろう? と考えることでも、ヒントになります。
 

■EMCOカード
EMCO(Empathy Communication Card)カード、これも面白いです。
言語化しにくい感情や思考を、72枚の感情カード、108枚のニーズカードの計180枚のカードで素早く視覚化することができるツールです。
Q. 今、自分の中にある「気持ち」(感情)を教えて?
とやると、自分の内面にあるもの、その一つそのものを 出して! というリクエストですよね。
でも、それが、すんなりとできないから、悩んでいるんです。
 
そんな時に、このカードでは、
・まあ、どれだか わからないけど、72枚の感情の言葉が書かれたカードを1枚ずつめくりながら、「これはちがう」「これはそうかも」と選択していくことで、自分の気持ちを選別し、近づいていけるのです。
カードに書いてある言葉を前にして、こちらだな、と気づける 手軽さがあります。
 
また、次回以降に説明する「ニーズ」のカードもあるので、この瞬間の場面で、自分のニーズはなんだったんだろう? ということも、同じように迫っていくことができますよ。
 
自分が、今日、あの時にモヤモヤしたよな。なんだったんだろうな? と引っ掛かっている時に、落ち着いて、自分の内面を知るために、このカードと向き合う、ということに使えます。(夜、寝る前とかにやると、マイナス感情を引きずらずに、なんかスッキリして寝れますね。)
 
*他にも、同じような言葉を選ぶ手法のカードは、販売されています。

 
*ここまで、やり方(迫り方)を説明してきましたが、ぜひとも一度やってみてください。実体験(体感)することで、一歩前に進み、気づきから、じゃあ次はこうやってみよう、となり、階段を一歩ずつ上がるように 成功に近づいていけるのです。
 

4.「感情」を言葉にするメリット

ここまでにも、説明してきましたが、
★自分の「本当の感情」=※うれしい!だけでなく、その体験・場面における <自分にとっての 大切な意味>を、理解することが、言葉化を通じてできるようになるわけです。
 

自分の内面を、物語として語れるようになろう

★短い言葉だけで定義するのではなく、その言葉が持つ意味を、文章でもいいから語れること=物語として伝えられること、これが、「自分にとっての大事な意味」を知れた、ということ。
その価値への実感を、実体験して欲しいと思います。

(※セミ取りのお父さん のように、実感して欲しいですね、)
 

5.客観視できると、何がいいの?

自分で、自分の気持ち(感情)を、深く理解できますので、
1.あの時、自分って、あんな気持ちを持っていたんだな、と自己理解が深まります。
2.プラス感情の際はあまり影響はないのですが、これがマイナス感情(イライラ、悲しい、つらい、さらに爆発すると 怒り)は長く引きずってしまうことは、あまりいいことではありません。
このようなマイナス感情に対して、よくわからないと、イライラと長く続き、精神的に良くないですし、気が散る状況ですからパフォーマンスとしても落ちますよね。
これを、言葉で認識すると、「あー、私は あの時、〇〇という気持ちだったんだな。私には、□□というニーズがあったのに、満たされなかったから、あんな〇〇という気持ちになったんだな。」と一連で理解できると、その気持ちはすんなりと消えていきます。
*気持ちというのは、自分に 何か大切なことを伝えたくて、生じているものなのです。
3.さらに、言葉で自己認知することで、セミ取りのお父さんの事例のように、自分にとって とても大切な意味ある時間だった、ということを再認識できるのです。
 

■学生さんの事例
多くの学生さんとセッションをし、たくさんの「うれしかった場面」を聴かせていただきました。
★その場面は、あなたにとって どんな意味があるのだろうね? という意識で、<臨場⇒ 感情の言葉化⇒ ニーズ・価値観の抽出>をしていますが、多くの学生さんは、
「あー、今わかりました。 私って、あの時に、こんな大事なことを体験していたんですね。私にとって、かけがえのない体験でした。」と、驚きつつも、ほんとうにスッキリした表情で 語られます。
中には、その時の喜びを再体験している瞬間ですので、感極まって、涙を浮かべる方も居られますね。
 
これは、ご本人の中にある 素晴らしい体験が、導いてくれているものです。コーチとして、その瞬間に立ち会わせていただくのは、本当に素晴らしい体験を一緒にさせていただいていると、感じています。
それこそ、共感的コミュニケーションとして、一緒に感じさせていただいているのだと思います。
 

6.(さらに)これって、未来に向けてもできるんですよ

さきほど、セミ取りのお父さん で、最後にやりましたが、この「臨場から感情に迫る」ことは、未来に向けてもできるのです。
 

だって、「妄想」「空想」「夢」が それそのもの なんです。
みなさん、小さかった頃(幼稚園児とか)に、大人になったら、何になりたい、と言っていましたか?
例えば、ケーキ屋さんになりたかった、花屋さんになりたかった、パイロットになりたかった、と人様々ですが、それでも、同じように「臨場し、感情に迫る」ことはできるんですよ。
 
例)花屋さんになりたかった
1.具体的に、花屋さんを想像して、
 ・どんな外観、内装のお店なの?
 ・どんな場所にあるの?
 ・いらっしゃるお客様は、どんな人が多いの?
2.じゃあ、具体的に一人のお客様、どんなやり取りの場面か「臨場」して、<たった一つの場面に定める>
 ・どんなお客様?
 ・会話で、どんなやり取りをしている?(セリフ)
 ・その時の気持ちは?(お客様も、自分も)
と、することができます。

★これまでの過去に向かう時には、起こった出来事をできるだけ忠実に思い出す、というやり方でしたが、今回は未来に向けての事なので、<自由に自分が望むまま>に空想すればいいんです。
自然に沸いてくるシーンを、4W1H、五感、セリフで場面説明していけば、その未来場面での「感情」に至ることができます。
★ただし、その浮かんだシーン、その時の「感情」を言葉化した時に、それに「うれしい!」「ワクワクする!」など、プラス感情が強く出ているかは、自分の心に確認した方がいいです。(※頭ではなく、心に確認する)
この心がワクワクしていなければ、実は、そのシーンが浮かんだものの 自分がやりたい、実現したい未来ではないのです。
 *このあたりは、またどこかで、説明します。
 
■未来に向けて行うと、自分の夢・ビジョンになる
このように、未来へ向けて「臨場」すると、自分が(潜在的に)望んでいた夢・実現したい世界像(ビジョン)を取り出すことができるのです。
未来実現したい世界が、映像で自分の脳内に表せると、その映像を実現するために、能動的に動いていける人になれます。これは、成功(達成)に向けての原動力を得られる、ということです。
 

■面接で「夢・ビジョン」を語り、面接官に共感してもらおう!
面接の場面では、未来、御社に入社した際には、こんな活躍がしたいです/こんな良いこと(成果)が出せます。というアピールをしているわけです。
ということは、この未来への「夢・ビジョン」を「臨場」を使って、より映像で具体化することで、もっと、面接官にも伝わるし、共感してもらえるアピールになる、ということでもあります。
 (*この伝達方法などは、4章 面接編 でお伝えします。)
 

未来(御社で働く姿)として伝えることは、以前に紹介した下図、未来としてアピールすることにつながっているのです。

いかかでしたか? 「臨場からの 感情の言葉化」って 面白いと思いませんか。ぜひとも、ご自分でトライしてみてください。
トレーニングは必要ですが、みなさん 必ずできますので、おすすめします!
今日は、これまで。
 

<今日のまとめ>
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1.その瞬間にある「感情」を言葉で取り出すことで、さらに深く 自分にとっての意味(価値)を理解できるようになる。
2.言葉化するといっても、最初から短い言葉にすることにこだわる必要なない。最初は、長い文章になってもいいから、相手にニュアンスが伝わるように その時に感じ取ったことを語っていきましょう。物語だと思えばいいですよ。
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次回は、自分の「感情」がわかったので、その先にある「ニーズ」「価値観」の取り出し方を、説明していきましょう。

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■ Finding Mine 代表  なべじゅんコーチ
 感情に着目した自己分析から「自分らしさ」を引き出す 寄り添いコーチ





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