発達障害のある子どもの親になって
世の中をもっと優しい目で見ることができるようになった。
無知って怖い、偏った思考になってしまうんだなと思った。
先日、ミスタードーナツに行った。一つ前にイヤーマフをしている中高生くらいの男の子と、お母さんがいた。
今までだったら、せっかくのお出かけなのに会話もせず、音楽聴いてる…なんて思っていたかもしれない。
でも、今は違う。
聴覚過敏で大きな音やザワザワした場所が苦手だから、イヤーマフをしてるのかな。人混みドキドキするだろうに、よく頑張ってここまで来たね。
お母さん、本当に毎日お疲れさまです。息子さんがパニックにならないよう、お出かけ前にスケジュールの確認や説明をして出てこられたのかな。
お金を払う練習してるんだ。私は急いでないから、ゆっくりで大丈夫だよ。
こんな風に思えるようになった。
大学の学部選択、特にやりたいことがなくて、語学が苦手だったから第二言語を学ばなくてもいい学部の中から選んだ。
戻れるなら、児童心理学などについて学べる学科を選びたい。
長男が発達障害だと診断されて、本当に辛くて悲しかった。この先どうなるんだろうって不安しかなかった。
でも、発達障害について調べること全然苦じゃなかった。とても興味深くて、もっと詳しく知りたい!学びたい!と思った。
第二の人生をスタートさせる機会があれば、子どもが発達障害だと診断を受けて、悲しみの中にいる保護者の方とお話してみたい。そして、少しでも前を向いていけるようにお手伝いしたいなと思っている。
相談員さんみたいな感じになるのかな?どんな形でお手伝いができるか分からないけど、ぼんやりとそんなことを考えている。
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