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世界で一番大きいワイン市に行ってきた話①
こんにちは。
ドイツ在住、ソムリエエクセレンスのみゆきです。
ワインと食を通じて
普段の生活を豊かにするヒントをお届けします。
毎年3月にドイツのDüsseldorf(デュッセルドルフ)にて、世界で一番大きいと言われる、ワインの見本市が行われます。
Prowein
3日間開催されます。
私は2日間回ってきましたが、
それでも、全然回りきれないくらいのボリューム。
ここからは忖度なく感想を述べますよー
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133811254/picture_pc_52ba360827e094d2501974109a0553bb.jpg?width=1200)
各フロアで国や地域毎によって、
ブースが別れています。
各国の個性あふれて、万国博覧会みたいで
歩いてるだけでも、とにかく楽しい。
イタリアセクションでは
真ん中のブースに立つと
華麗なるギャツビーの世界線を体感できます。
オジ様達のスーツの着こなしがオシャレ。
イカついけど、セクシーさと上品さを兼ね備えているような洗練されている。
みんな自分の体のサイズにあった色とスーツを着こなす。
どんなに太っちょでパツパツのシャツでも、
めっちゃキマってる。
手に持つワインもオシャレ。
とにかく、オシャレがずば抜ける。
イタリアの人達はそのセンスを活かしたマーケティングがとにかく巧妙。
かの有名なフランチャコルタのCa‘del Boscoはファッションメーカーがワイナリーを買い取って、一躍有名にしたくらい。
オシャレとワインを溶け込ませて自分を磨いて、アピールしている。
フランスは
ワインが日常に溶け込みすぎてて、
まるっと自然体。
イタリアの作り上げられたオシャレ感とは違って、自然と溶け込むオシャレ感。
ワインや食事も全て含めて、空に海に植物と、
全て含めて日常の延長。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133812118/picture_pc_d97b37fafb4e56893f65a86b7f0c08db.jpg?width=1200)
空と海と植物と全てが綺麗なところだから
遊びにおいでと招待してくれた。
フランスワインは、
わざわざ売り込まなくても、当たり前に日常と存在してるでしょう。
って感じ。
ここだけの話、悪く言えば、
名前ブランドで、既に有名なワイン産地が多いから怠惰に見える。
一方でワインが生活にあるって
彼らのスタンダードだから、
マーケットに営業努力をするなんて、
わざとらしい努力(?)をして取りに行くってことはしない。
自分の身の回りにある自然から与えられる産物をいかに、素晴らしいものに
作り上げるか。
wholeという言葉がまさにしっくりくる。
恐らく、フランス語が話せたら、
彼らの対応ももっと違うとおもいます。(これやな)
そして、今回個人的に最も熱かったのが
スペインワインの新世代
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スペインワインについては長くなりそうなので、
次回に。
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