2018.07 山中湖~吉田(山中湖とちょろっと忍野八海、石割山へ)

またまた突然始まりました、過去旅シリーズです。時系列がばらばらで、時空が歪む感じがするけど、近めのところからとりあえず。

7月恒例の吉田のチャイムを聴きに行きつつ、避暑も兼ねて前から気になっていたオーベルジュへ行こうということで決行した旅でした。

いつも吉田へ行くときは電車なんだけど、山中湖方面へはどうしてもバスになってしまうのと、昔よく使っていたJR&富士急往復+バスのセット券が無くなってしまっていたので、富士急の出しているバスの企画券(現地までの高速バス往復&現地のバス一路線のフリーパスがセットになったもの)を使ってみることにしました。

山中湖方面のバスは”ふじっ湖号”というものなんだけど、そのフリーパスは都内では発券不可とのことで、

山中湖周辺のターミナル駅である旭日丘で一度降りて引き換えをしてもらうことに。ちなみに、バスは定刻をだいぶ過ぎて(30分くらい)旭日丘に到着したけれど、それでもいつも電車で吉田へ行くときよりも速かったのでびっくり。

券を引き換えた後は、ランチを予約していたお店へダッシュ。(せっかくパスをもらったもののバスは本数が限られているので使えず・・・)旭日丘からは30分くらいだったかな?一本道なんだけど結構距離があったし何よりバスが遅れていたので事情を説明して急ぎました。

息を切らしながら到着。かわいい建物。

わくわくしながら入店。そして早速もりもり食べました。

私はイタリア料理をわりとよく食べてきたほうだと思うのですが、それでもこのお店にはなかなか見たことのないお料理が多くて、とても新鮮な気持ちになれました。お味ももちろん良かった。近くにあったら通いたいと思ったけど、こういうお店は都内なんかでやっていないところが良いのかもしれない。

さて、美味しいお食事を堪能した後は、(やっと)パスを使って

(道順的にはかなり逆行する形になるけれど)忍野八海へ行きました。

吉田から近いのに何気に初めてだったんですよね、忍野八海。やっぱりどうしてもバスを使わなければアクセスできないところなので、今回のような企画券でも買わなければなかなか来られません。

やっぱり水のきれいな場所っていいよね。

水辺の鴨達。

栄えている辺りには、富士山の雪どけ水を汲める場所がいくつかありました。私は吉田での水汲み用にペットボトルを持ってきていたので、一本ここで使うことにしました。

こんなところもあった。

この水車のある辺りはかなり人が多くてにぎやかでした。やっぱり富士山の世界遺産登録の関係でしょうか・・・中国からの団体さんが特に多くて、多分日本人よりも多かった。

農産物を売っていたお店。桃の説明に中国語がついている。

こんな感じのよさげな場所もあったんだけれども、何だかいまいち落ち着かず、ささっと池を見て回った後はそそくさと宿へ向かうことに。醒ヶ井くらいの雰囲気だとのんびりできるのになあ。

・・・とここでプチトラブル(?)発生。乗ったバスが山中湖を逆回りしてしまうもので、宿のほうまで行けなくなってしまった。

仕方ないのでとりあえず山中湖交流プラザぷららで降り、せっかくなので湖畔や近辺を散歩することに。

がらんとしていたステージ。ここで藤巻さん(元レミオロメン)のイベントがあるんだよなーなんて考えたりした。

・・・あれ???突如現れた白鳥。

かなり近づいても全然逃げないでひたすら芝を刈っていました。笑

でも近づきすぎたのか威嚇されました・・・こわい!

一心不乱の芝刈りが面白すぎて、しばらくそのまま白鳥を眺めていました。かわいい。

・・・なんて言っていたら睨まれた!!!笑

白鳥とも遊んでだいぶ満足したので、そろそろ宿へ行こう、でもバスがない、ということで、結局ぷららからまた30分かそこら歩いて平野というバス停まで行き、

今度こそ本当に宿まで辿りつくことができました。

ちなみに、平野のバス停には観光案内所があり、バス待ちの間にそこで教えて頂いたのですが、ふじっ湖号は観光バスなので、宿の名前など、停めてもらいたい場所を運転手さんにお伝えすれば、湖沿いのエリアでは好きなところで停めていただけるそうです。私たちも宿の前で降ろしていただきました。

湖まで数分で降りられる&富士山も見えるロケーションで緑に囲まれたかわいいお宿でした。

楽しみにしていたのは何といってもお食事。元々知人にこちらのフレンチがおすすめだよと教えて頂いていたので、訪問する機会を窺っていたのです。笑

チェックインして少し辺りを散歩した後はお夕食。

ゆっくりじっくり、ていねいに作られたお料理を堪能し、それはそれは至福のひと時でした。(お隣にいらした方が常連さんらしく、開けた赤ワインを少しご馳走になったりもして、そういう意味でも良い空間でした。)多分、リピーターさんがすごく多い宿だと思う。私もまた来たいと思った。

さて、翌朝。ドット絵みたいなのは、部屋の網戸越しだから。笑

朝食前に湖畔散歩に出かけました。

林を抜けて

目の前には湖と富士山が広がります。(雲がかかっちゃってるけど)

たらたらと歩いていたら・・・

ん?(何だか見たことある感じの人が・・・)

・・・ん?(何か近づいてきてるよね)

(めちゃくちゃ視線を感じるんですけど・・・)

(でも追い越された)

(ので、追っかけて追い越した)

(ら、皆上がってきた!)

そしてめちゃくちゃくつろいでました。一心不乱芝刈りの翌日は、一心不乱羽繕いでした。笑

しばらく眺めていると、突然近所の方が現れ、白鳥達にご飯をあげ始めました。前日から全く人を怖がっている様子がないよなとは思っていたのですが、面倒を見てくださる方がいらしたんですね。

その方に色々お話を伺ったのですが、何でも、芝刈りお父さんはずいぶん暴れん坊で、前に人を羽でパンチして骨折させたことがあったそうです・・・(羽をふくらませたところでやばい!と離れたのが幸いでした。。骨折させられなくてよかった。。笑)

あとは、山中湖の辺りも温暖化で最近はずいぶん暑く(30度を超えるように)なり、元々は涼しかったところだから冷房なんてついていないし大変!なんてことも伺いました。

そんなこんなで朝から白鳥と遊んだり地元の方とおしゃべりできたりで満足して宿へ戻り、

昨晩とは打って変わっておもいっきり和の朝食を頂きました。和食もとても良かった。

自然の小鳥のさえずりを聞きながら、穏やかな空気の中でおいしいものを食べられるって素晴らしい。

だいぶ満たされました。

チェックアウト後は、山に登りたいという友人に合わせてバスで石割山方面へ。

バス停から山コースの入り口までしばらく歩いて

まずはこんな感じの階段をひたすら上りました。

階段終わり。文句を言いながら20分くらい上りました。

以降、山道チックになります。この辺はまあ楽しかった。

しばらくするとなかなかワイルドな感じの神社登場。ここが中間地点的なところですかね。

こんな感じの岩と壁の間をくぐりぬけるといい(?)らしいです。

階段下からこの神社のあたりまでは、私(素人)の足で30分ちょっと、階段は疲れたけど、ここまでそれほどきつい場所はありませんでした。

しかし・・・この先の山頂までの道は、私には結構きつかったです。(山好きの友人はすいすい歩いていましたが。)ロープのようなものをたぐって上らなければならないところがあったり、何より、この日は前に降った雨で足場がぬかるんでいたので、何度もすべって服は汚れるし涙目でした。。

神社から山頂付近まで、悪戦苦闘しながら30分ちょっとかかりました。余裕がなさすぎて途中で写真を撮ることもできなかった。

やっぱり雲が多い。

一応登りきりましたが・・・大変だった・・・

そして、やっぱりつるつるすべりながら涙目で1時間くらい下り、何とか下界へ。

さらに平野まで戻り、何故か観光案内所でそろそろ期限が切れそうだからというひなあられを頂き(笑)、山登りをして満足して都内へ戻る友人とはここで解散し、私は吉田へと向かうのでした。

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