みる「心と体と」・きく「What He Wrote」ローラ・マーリング(転記)


【イギリスSSW】

映画「心と体と」。
イルディコー・エニェディ監督(2017・ハンガリー)のエンディング曲。
はじめてローラ・マーリングを聴いた。

この動画は、その映画の切り取り。
(上記動画が見られなくなったため、
 今回、記事自体を移し、予告篇を貼り付けた。2023/10/ 1)

食肉工場で働いている管理職、派遣で働く事になる女性。
その二人が、自分らでも知らないところで会っていたのは、
夢の中の(実在しない)沼のほとり。
彼らは、雄鹿、牝鹿として会っていた。

鹿の走りが凜々しく、表情に知性を感じる。
一方、同じ四つ足の牛は、工業的に肉とされる。
理不尽さを受け入れ、殺されていく牛。
(鹿の存在、牛の存在が印象深い。)

この映画を踏まえて、
内省的な声色に複数のメッセージを感じさせる詩人
ローラ・マーリングのエンディング曲も心に残った。

追記)
曲「What He Wrote」は、
ローラ・マーリングのアルバム『I SPEAK BECAUSE I CAN』の8曲目。

2023/ 4/23から転記(2023/10/ 1)