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FP2級取得から始まる生活実践への勧め!

 私が、AFP(ファイナンシャル・プランナー普通資格、今のFP2級)を取得したのは、FP制度が始まってそれほど経っていない平成9年(1997年)のことでした。

 平成2年(1990年)にファイナンシャル・プランナー資格認定試験制度が確立したとのことですから、まだ、資格者数もそれほど多くない黎明期(って言っていいですよね。)の頃でしたでしょう。

 私は、FP資格を取得する前から、家計簿を付けるなど、結構、お金にはしっかりしているつもりでした。

 しかしながら、当時、20数万円した受講料(研修部門からの受講者として、職場が出してくれました。それにしても、高いですね。)を払って受けた座学研修では、本当に驚きの連続でした。

 「自分は、こんなにも“お金”のことを知らなかったのかぁ~!!」

 同じように受講した人の中では、今思えば、かなり簡単な試験であったのにもかかわらず、不合格になる人もいて、やはり試験は試験だと思いますが、そういう人は、目の前にやって来た大きなチャンスを逃していたんだろうと思いますよ。
 ※そういう人は、いつの時代にもいるものですが、本当に残念な話ですね。

 というのも、FP資格を取得したときから、私は感付いていました。

 「この知識は、単なる資格を取るだけのものではない。その資格を、生活の場で、実践に活かしてこそ、意味のある資格だ!!」

 今も、職場では、この資格を取得することが義務付けられていますが、取得するだけに留まり、その知識を生活の場で、実践できていない人の何と多いことか!!
 ※もっとも、取得すらできない人も一定いるので、それよりはなんぼかマシですが…。

 私は、アメリカの教育家・宗教家であったジョセフ・マーフィー博士による成功理論(マーフィー理論)を、高校時代から、学んでいましたので、いわゆる知識を実践に活かすことに、いささかもためらうことはありませんでした。

 ちなみに、マーフィー理論とは、潜在意識への繰り返しの語りかけによって、成功を実現するという理論です。世界中に信奉者がいますが、日本にも信じている人は多いです。

 いろいろな読書を通じてわかったことは、人間の悩み・関心事とは、突き詰めれば、「人間関係とお金」の2点になりますから、お金の問題が解決できれば、人生はかなりラクになると思っています。

 その基本ベースとなる知識を、理論的・体系的・総合的に学べる資格が、FP2級(AFP)なのですね。

 私は、その後、資格取得を進め、CFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士、1級DCプランナー、社会保険労務士などの資格を取得しましたが、私は、それらの資格試験の勉強中、ずっと「自分の生活に何か取り入れられるものはないか。せっかくだから、少しでも得してやろう。」という視点で(のみ)勉強していました。

 逆に、そういう視点がない人がいること自体が、私には、大いなる疑問なんですが、私には、単に資格取得がカッコいい、だけでは留まらせない強い意識があったんですね。

 FP資格も、今や、3級からありますから、軽いタッチで、3級から資格取得を始めるのもオススメだと思います。

 3級(いわば中学・義務教育レベル)⇒2級(いわば高校・高等教育レベル)⇒1級(いわば大学・専門教育レベル)のように、徐々に自分のレベルを上昇させていくことができるのも、この資格取得の面白いところです。

 金融機関など、この資格取得を義務化しているところも多いと思いますが、どうせ苦労して取得することになるのですから、自分の生活に役立ててやろうぜ。言うなれば、FPの“ジッセンジャー(実践者)”になるのじゃよ。

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