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「長期・積立・分散」投資の単純ルール

 ちょっと前までは今と違って、お金の話をすると、はしたないとか、下品とか、言われたものですが、お金が現実世界を生き抜いていくうえで、避けては通れないアイテムであることが、はっきりと認識される社会になって、お金の話をするのが、まぁまぁ寛容される時代になってきました。

 お金の話をするのが、はしたないという世界観は、おそらく江戸時代にお上の方から(幕府に楯突かないように)植え付けられた価値観であり、人によっては、「徳川三百年の呪い」と呼ばれています。

 それが明治・大正・昭和・平成と来て、令和の今頃になって、その封印が解けようとしています。

 お金とは、素敵なエネルギーであり、上手に取り扱えば、本人も周りも幸せにすると思っていますが、エネルギーが強い分、ヘタに使うとやけどします。

 今はマッチを使うことも少なくなりましたが、お金は火と似ていて、上手に使えば、便利なこと、この上ありませんが、ヘタに使えば、放火(犯罪)だったり、やけど(過ち)だったりするのに似ていますからね。

 自分にも言い聞かせているところですが、お金は上手に活用することですね。

 そのためには、継続した勉強が欠かせません。特に、世の中の変化のスピードがマシマシていますから、従来の知識では追い付かないことがたくさんありますからね。「私も勉強、みんなも勉強。」です(^^)/。

 で、今回は、投資の話をしようと思うのですが、投資本などは、もう千冊以上は読んでいるのですが、突き詰めて言えば、投資に負けない要素は、次の三点に尽きるのですね。

●投資に負けない三大ルール
 ①長期 ②積立 ③分散


①長期
 長い期間投資を継続すれば、投資環境にも上がり下がりがありますが、上がっても持ちこたえ、下がっても買い増しし、コツコツと長いこと運用していくと、いわゆる「複利マジック」が作用し、スゴいことになります。
 また、投資は、長期間投資すればするほど、負けないことが、これまでの統計からも明らかになっていますからね。

②積立
 いきなり短期間で、大儲けを狙わないことです。そういう話が世の中にはあることは知っていますが、大儲けした人の反対側の相手は、大損しているわけですから、短期で大儲けというのは、狙わない方がいいです。
 積立でコツコツ。これが一番の王道です。
 積立でコツコツやっていくと、いわゆる「ドル・コスト平均法」が適用されて、購買単価が普通の買いパターンより、低減化されていきます。
 また、積立は、買いの時期を考慮しませんから、迷いもしません。下がっている時期は、買いをためらう人もいますが、実はそういう時期ほど、「ドル・コスト平均法」ではたくさん買えて、上昇局面で花開くのです。
 さらに、積立は、毎月、お給料の出るサラリーマンと極めて相性がいいです。

③分散
 分散とは、銘柄分散・時間分散などを言いますが、これは、投資信託という株や債権などの金融商品の福袋を、積立で購入していけば、自然と成立します。
 これは、同じセクターの金融商品ばかり購入すると、リスクがばらけず、下がり局面で痛手が大きくなるのを防止するためです。
 いろいろと勉強すると、新NISAも出てきたことですし、つみたて投資枠を活用して、次のような投資信託を購入するのがベストなんじゃないかというのが私の考察です。

・全世界株式インデックス(オール・カントリー)…世界経済の成長を買う。人口増加にともない、世界経済は持続的に発展する。
・6ないし8資産均等バランス型投信…国内外の株式・債券・不動産などにバランス良く投資するもの。やや安定的に値が動く。

 もしかすると、投資の一番の難所は、投資用口座を開設することかもしれません。思い立ったら吉日。さぁ、開設しちゃいましょう。

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