いい意味での対抗心
最近聴いたラジオで、過去の恋人をインターネットで調べたら結構大物になっていてモヤッたというエピソードがあった。
そういやあいつはどうしてるか。
私も、自分でちょっと気持ち悪いなと思いながらも検索をしてみた。
すると、まぁ、それはそれは幸せそうにされており、嫉妬心やモヤっと心はなく素直に「そうかいそうかい、、幸せそうで何よりじゃ、、」とそっとページを閉じたのだが、その後からムクムクと何やら懐かしい感情が。。
気がつくとサクサクと全体公開中のSNSを更新していた。
私もいい加減幸せそうな写真をアップしてもいいじゃないか。と思ったのだ。
それまで誰にも批判などされたこともないけれど、なんとなく自分の中で幸せの切り取りを全世界全方位へ垂れ流すことに躊躇があったのだが、過去の人の幸せな様子を見たことによって、「おい!私だって今すんごく幸せなんだぞ!」とアピールしたくなってしまったのだ。
すごいエゴで、みっともないような触発のされ方なんだけど、何年振りかもわからないその懐かしい感情を自分の中で捉えることができた。
対抗心。
あいつにそれを見て欲しいというのは、少し違うのだけど、それも含めた全方位に自分が自然体で伸び伸びと人生謳歌しているよってことを表現してもいいんだって、自分に許可できた。
対抗心が許可を後押ししたように思う。
もう数年間、何か日々、消化不良のようなものがある気がしていたのだがそれだったのではないか。
理由は、自分の今を誇れない自信のなさがあったからだと思う。
だけど、今回不意の対抗心スイッチが入ったことでひとつ身軽になったような気がしている。
素直になるきっかけをくれたいい意味での対抗心に火を付けてくれたあいつには、密かに感謝している。
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