ケンちゃんとひざ小僧 ②
それから…
「わぁぁぁ!」
「きゃあ!」
「うえぇー」
ケンちゃんとももちゃんは、叫び。
タイショウは、気持ち悪いと言うようなお顔をしています。
『おいらは、ひざ小僧!』
ケンちゃんのおひざが言いました。
するとももちゃんが、目をキラキラさせて
「な、なんか、かわいい~!!」と言った。
3人は「「えっ!?」」と驚いた。
ひざ小僧は
『男にかわいいって言うな!』
ケンちゃんとタイショウは…
「「どこが!?」」と言っています。
「ももだよ♪よろしくね!で、この子はケンちゃん。」
『おう。よろしくな!』
「そしてこの子は、みんなからタイショウってよばれてるんだよ」
「それよりタイショウ!ケンちゃんとひざ小僧ちゃんに、あやまりなさい!」と…
ももちゃんが言うと
ひざ小僧が
『!?ひざ小僧ちゃん?ちゃん付けすんなよ
。』と言いました。
ももちゃんは、指をくんでお願いのポーズをし「いいでしょ?ひざ小僧ちゃん!!」
ももちゃんの勢いに負けたひざ小僧は…
もう何も言いませんでした。
「タイショウ、ごめんなさいは?」
「ふん!」
タイショウは、そっぽを向いてあやまりません
「ちゃんとごめんなさい出来ない子、もも嫌い
!」
「うるさい!もものブース!!」と言って、
タイショウは走って行きました。
「もぉ!いつもブスって言うんだから!」と
怒ったあと、ももちゃんは
「あっ!早くゆき先生の所に行って、
ケンちゃんのおひざと、ひざ小僧ちゃんの手当てしてもらわなきゃ!」と
ケンちゃんの手を握り、歩き始めました。
つづく。
りんご姫🍎
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