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【企画展レポ】モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光

こんにちは、なつめです。

角川武蔵野ミュージアムで開催されている企画展
モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』を観てきました。

わたしは主に本を通じて美術に触れてきましたが、
実際に美術の世界へ足を運ぶのは初めて。

特にこの企画展では
イマーシブ体験ができるという目玉企画があり、
それ自体も初体験だったので楽しみにしていました。

では、早速行ってみます。


会場へ続く階段へ足を踏み入れると、
大きな『散歩、日傘をさす女』が迎え入れてくれます。


階段を降りると無料のフォトスポットです。

『睡蓮の池』を再現。
モネのことば。
床。まるで睡蓮の池の上に立ってるみたい。


次は有料エリアへ。

モネは印象派の画家として有名です。

パネルで「印象派とは何か」や、モネが生まれ育ったフランスの地名などを学び、次はいよいよイマーシブ体験のはじまりです。

映像と音楽に包まれた空間に、ハンモックやクッションが用意されていました。

それに座ってくつろぎながら、モネの画家人生を辿ります。

音声ガイドもあるので、モネが何を感じて絵を描いていたのかがより分かります。

全身でモネの世界に酔いしれて、現実を忘れて楽しめました。

日の出。


イマーシブ体験の後は、
パネルで印象派展の歴史や
モネ以外の画家たちの絵画も
楽しむことができます。

そして、モネの人生、モネが描いたものなど、
モネ自身と印象派に関することを学びました。

モネに関することでいちばん驚いたことは、
モネがジャポニズムの影響を受けていたということ。
歌川広重や葛飾北斎の浮世絵をコレクションしていたそうです。


それから、モネが描いた連作。
同じ景色を異なる季節や時間で描き続けてきました。
モネのこだわりを強く感じます。

モネは風景画、特に自然の姿を多く残しています。
自宅の庭をさまざまな植物で彩り、
作品のモデルにもなっています。

『睡蓮の池』では、モネが造った「水の庭」に
日本の浮世絵に描かれていたような
日本風の太鼓橋を架けた絵を描いています。
癒される緑の色合いも素敵です。

今回は、その絵がデザインされたグッズを何点かお迎えしました。

『睡蓮の池』のペン、ノート、クリアファイル。
『睡蓮』のアクリルキーホルダー。

ペンは試し書きしたところ、書き心地が気に入りました。


展示もグッズもとても充実しています。

モネをことをもっと知りたくなりました。

刺激がいっぱいの素晴らしい企画展でした。
来年1月まで開催予定ですよ〜。


本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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