【読書記録】思わず考えちゃう
絵本作家・ヨシタケシンスケさんのエッセイ。
我が家にもヨシタケシンスケさんの絵本『りんごかもしれない』が置いてあります。息子のお気に入りです。
ヨシタケさんには、思わず考えちゃったことを描きとめる習慣があるそうで、このエッセイはそのメモたちを集めた本です。
ジワジワとなんか分かるなぁと共感できることがいっぱいで、読んでいて楽しかったです。
挿絵もやっぱり面白いし可愛くて、ヨシタケさんの他の本もたくさん読んでみたくなりました。
明日やろうはバカヤローではない
この本の中でお気に入りの文章がコチラ。
皆さん、「明日やろうはバカヤロー」なんて言葉を一度は聞いたことがあると思います。
でも、ヨシタケさんは自分を甘やかすことを許してあげて、さらに今の自分に目を向けてあげて、そして明日すごくやる、という決意表明をしているのです。
あぁ、良いなぁと思いました。もしかしたらまた明日もやらないかもしれないし、やったとしても少しだけかもしれないけど、とりあえず明日はすごくやるっていう。
緩さも感じられるけど、明日はやるぞ!っていう、とりあえず感がある意気込みが好きです。
しあわせの定義
ヨシタケさんの幸せの定義が面白くて深いです。
確かにそうかも。ご近所の悪口って、正直どうでもいいことの類ですよね。そんなどうでもいいことに時間を割けるってすごく贅沢なことなのかもしれません。(悪口を言うのは贅沢とは思わないですが!)
経験の貯金
楽しかったことも辛かったことも、過去のあらゆる経験はすべて今日までの伏線である。
嫌なことがあると、ついつい「時間の無駄だった」などと思いがちですが、この経験や感情もいつかは何かの役に立つと思えると、上手く気持ちを切り替えられそうです。
経験のポイントを貯めて、自分の糧となるように意識していきたいです。
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