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【読書記録】さよならは小さい声で

 古本屋で購入した『ご機嫌な習慣』という本を読んでから、松浦弥太郎さんがわたしにとってお気に入りの作家さんとなりました。

 市内の図書館にも松浦さんの書籍がたくさん置いてありワクワク。今回はこちらの本をチョイスしてみました。

 松浦さんの文章は新しい視点や気づきがたくさんあり、読んでいて楽しいです。その中でも大事にしたいと思ったことをご紹介します。

自分らしさは心を使うこと

下手でもよいので、心を使って素直に書こうと思って書いた文章のほうが、自分らしくなるということだった。

『さよならは小さい声で』より

 わたしは普段、noteを書くときには自分らしさを意識しています。
 もちろん上手く書きたいとは思うけど、それよりもまずは自分の個性を出していくことがわたしにとっては大切なのです。

 この一文は、そんなわたしを励まし、背中を押してくれました。

 これからも自分に正直になって文章を書いていきたいです。


感想を伝えること

印象に残るのは、あげたものがどうだったのかというリアクションをしっかりと返してくれる人。

『さよならは小さい声で』より

 松浦さんは、人に物をプレゼントすることが好きだそうです。そして、リアクションを返してくれると嬉しくなるので、ご自身も感想を伝えることを意識しているそう。

 たしかに、わたしも誰かに物をプレゼントしてその感想を言ってもらえると嬉しいです。でも自分がそれをできているかと問われれば、、、少し自信がありません。
 これからは、感想を伝えることを大事にしていきたいです。


夢を分かち合う

・「夢はたくさんの人に話したほうがいいに決まってる。夢が自分ひとりで叶えられると本気で思っているの?そして、叶った夢を自分ひとりで喜んで、それでしあわせを感じることができると思っているの?」

・「夢を話し続けることを決してあきらめないで。夢は話せば話すほどに自分の心の中でもほんとうの夢になって、それはまたたくさんの人にとってもほんとうの夢になって届くのだから。」

『さよならは小さい声で』より

 松浦さんが友人から言われた言葉。この言葉を読んだとき、なんだか無性にワクワクしました。

 友人やコミュニティの仲間に「わたしはこんなことがしてみたい」と話すと応援してくれるし、その夢に一歩近づいたときは一緒に喜んでくれる。そのことがすごく嬉しいし、また頑張ろうという気になります。
 
 そして、人に話すことで、わたしの心の中でもその夢の輪郭がハッキリとしていく感覚があります。それがほんとうの夢になるということなんでしょうね。

 現時点でのわたしの夢は、春から編集委員として参加する広報誌を通して、市民の皆さんの人生がより豊かになるようにお手伝いをすることです。
 わたし1人では難しいことかもしれないけど、これから新しく仲間となる方たちと共に活動していくのが楽しみです。

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