見出し画像

イラッとした時の思考習慣


先生もお母さんもこの経験って絶対ある、と言い切っていいと思うんですけど、「子どもにイラッとする時」ってありませんか?ありますよね?(←強制)
子どもたちのできていない様子(やる気もなさそうに見えちゃう)を見て、イラッとして、「コラッ!!」と怒鳴って、子どもとの関係が悪くなる。
そして、そんな自分に後悔してしまう…。

おそらく先生もお母さんも子どもたちに怒鳴りたいとか関係を悪くしたいと思っている人はいないと思います。
でもイラッとしちゃうんですよね。
今日はそんな、「子どもにイラっとする時」に考えるようにしていることを話します。


僕が子どもたちにイラッとしたときに考えるようにしていること。それは、「本当は子どもたちにどうしてほしいの?」です。


そう自分に問うてみると、「早く準備してほしい」「廊下を静かに歩いてほしい」など目的がはっきりします。
すると、次に頭に浮かぶのは、「どうすれば目的が達成されそうか」ということ。
つまり手段を考え始めます。

イラッとした感情のままだと手段は「怒鳴る」などあまり建設的ではない手段を選んでしまいがちです。
しかし、イラッとしたらまず「本当は子どもたちにどうしてほしいの?」と問うことで、「怒鳴る」という行為が自分の求める結果を得るにはあまり効果的でないことに気づくことができます。

そんな冷静な頭で改めて子どもをみると、様々なことに気づくことができます。例えば、「履こうとしている靴がまだこの子の年齢では難しそう。もう少し履きやすいものを用意しよう」「何人かは静かに廊下を歩いてるな。まずはそこを褒めてから話をしよう」など、感情的な頭では見えなかったところです。

正直、慣れるまで少しかかりましたが、この思考習慣のおかげで子どもたちに感情的に怒鳴るようなことはなくなりましたし、目的を明確にして手段を選択するので、目的達成までが早くなりました。

他にも自分に問う言葉はいくつかあるのですが、今日はこの辺で。
ではまた!



ぶっく📚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?