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「虫育児」2つの魅力

先日、Voicyパーソナリティをされている竹澤夏央さんが執筆された本『すごい虫育児』を読みました。子育てにおいて「子どもの好きを伸ばすこと」はとても重要なことだと思います。もちろんそれは虫でなくてもいいと思います。電車や動物、宇宙や料理…様々な「好き」がありますから。

しかし、それら様々な「好き」の中でも、「虫が好き」を伸ばしていく虫育児について感じた2つの魅力についてまとめていきたいと思います。

では早速いきましょう!

1)実感を伴って「死を学ぶ」ことができる

幼い頃、アリを踏んづけるなど「虫を殺す経験」をしたことはありませんか?きっと多くの方が身に覚えがあるのではないでしょうか。この経験は死というものを学ぶ上で非常に重要だと、本書では述べられていました。

虫を殺すことで「さっきまで動いていたものが動かなくなる」ということが目の前で起こります。生命が途絶える瞬間を目の当たりにします。この経験が、子どもの中で死というイメージを作っていくそうです。

もちろん、親が虫を殺すことを促さないといけないということではありません。むしろ「虫さんがかわいそうだよ」とやめるように声をかけることは必要だと思います。

しかし、日常生活の中で死を実感することはそうそうありませんし、言葉で死について教えたところで何が伝わるのでしょうか。実際、竹澤さんの息子さんは成長するにつれて虫を殺すことはなくなったそうです。きっと命の大切さを学んでいたのでしょう。

2)実物に触れる頻度が高い

電車や動物などに比べ、虫はどこにでもいます。一歩外に出て木の周りや石の下などを探せば、どんどん見つかります。この本物と出会う頻度が他のものと比べてダントツで多いのが虫の魅力だと思います。

「図鑑で見た虫を実際に見てみたい」「公園で見つけた!思ったより大きかったよ!」こんな風に「図鑑で知る⇄公園で実物を観察する」というサイクルを高速で回すことができます。すると、知識の広がりと深まりを感じることができ、「もっと知りたい!もっと見たい!」という気持ちが生まれるのではないかと思いました。

ひとりごと

本書では、他にも様々な魅力が紹介されていて、「子どもの好きを伸ばす」ことがどれほど大切かを改めて学ぶことができました。

正直ぼくは虫が苦手なので触りたくありませんし、近づきたくありません(笑)でも、これから自分の息子が虫に興味を持ったなら…。覚悟を決めて「好き」を応援したいと思います。


ぶっく📚

〈おすすめリンク〉
『頭の良さと強い心が育つ すごい虫育児(著:竹澤夏央)』
こちらは著者の竹澤夏央さんのnote↓
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