みそ汁を飲む毎日

掃除が苦手。
永遠に終わらないんじゃないかとすら思う。
いつも途中で諦める。
どうせ掃除機をかけても夜には新しい抜け毛が落ちているのだし、なんて思うから。
そんなことを言っても、続けているときはそれなりに部屋がちゃんとしている。わたしから見れば偉い。

当然片付けも苦手。
名もなき家事がたくさんある。
名もなき家事は240くらいあるらしい。
ゴミの仕分けから洗濯物畳みも、スポンジの交換も、新しいゴミ袋を入れ替えるとか、今日は靴の脱臭剤の手入れのことを思い出した。

遅刻は大得意だ。
時間どおりに行動することに裂くエネルギーを別のことに使いたいと思っている。
が、ほんとうは早く学校に行って朝の人のいない教室で勉強するという生活が奪われた日から、家で一人で勉強した方がいいやんかと思っている自分もいる。

なおさら勤め人をしている意味がわからないが、自分の自制ができないってことを、私のだらしなさを私がいちばんよく分かっているが故にこの手の仕事を選んだのだ、という気もしている。
人はひとりでは生きられないんだから、という言葉をいろんな人からよく投げかけられたあの頃からずっと、それはその通りだというのは深まるばかりだけど、その言葉はわたしをいつも縛り付けているような気がする。理解が進めば進むほど、縄はきつく締め上げている。

今日の良かったことは、将棋をしたことだ。
思いのほか楽しかった。
たまにやるといいよね。
元気な小学生を10人以上見てそれも元気になった。
夕ごはんも自炊で作ったし、仕事もまじめにやった。
卵黄の醤油漬けも出来上がるのが楽しみ。